飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2000年>

8月29日(火)

 もう、このアクセス数は信用できない。遡って正確な数字を出すのは不可能だし、あきらめるしかなかろう。しかし、何とかして原因くらいはつきとめたい。一時ほどではなくなったが、まだときどき異常に増えるときがある。ということで、アクセスログをとってみたのだが…。(汗)

 23日、「犬夜叉」だが、前回のラストに描かれていた血はかごめのものだった。が、予想したとおり腕をやられた程度だった。琥珀はかごめを殺せなかった。奈落は殺すように操っていたはずだが、琥珀の中に残る人としての心がそれを許さなかったのだろう。

 そうと知らず、琥珀がかごめを傷つけた現実に心を痛め、自らの手で琥珀を殺そうとする珊瑚…。果たしてどうなるのかというところで終わっている。琥珀にまだ人の心が残っていることを伝えるべく、犬夜叉が珊瑚のもとに向かっているから、恐らくは間に合って琥珀が珊瑚に殺されるという最悪の事態は避けられるだろう。

 少なくとも、これまでのるーみっく作品の傾向からして、そういう悲惨な結末には至らないだろうと楽観視しているのだが、甘いだろうか? ただ、ここで琥珀が救われたとしても、背中に仕込まれた四魂のかけらがなければ琥珀は生きていけない。いずれ玉が完全体になる日が来るとなると、琥珀の命は…。(汗)

 現段階で、琥珀の命を救えるのは殺生丸しかいないだろう。天生牙の力を使うことでしか四魂のかけらを失った琥珀を甦らせることはできまい。ただ、現段階で殺生丸がそのようなことをする可能性はまずない。

 とりあえずは、背中にかけらを入れたまま生き続けなければならないわけだが、それでは奈落から解放されない。犬夜叉たちは、常に爆弾をかかえたまま行動しなければならなくなる。うーむ、どのようにその辺の流れを作っていくのか、非常に楽しみだ。

 さて、この日はまた1日遅れのHP更新だ。時計坂写真集更新の残り作業に少し手間取ったので、更新はちょっと遅くなってしまった。1日遅れたことで、一旦書き込んでしまった更新日付も全部直さないとならなかったし…。(汗)

 24日、注文した本が書店に届いたとの連絡が仕事中に入った。複製原画のために買った「犬夜叉」の単行本10冊だ。この出費があるのをすっかり忘れていた。(笑) ということで帰宅途中、1つ手前の駅で降り、本を買って帰った。

 書店のおやじはかなり喜んでいたが、割り切って買ったとはいえ、こっちの気分はあまりよくはない。もう少し別のかたちにして欲しかった。新規のファン獲得も大事だが、ずっと支持してきたファンも大事にして欲しいな…。

 25日、もうすっかりあきれてしまって、アクセス数の増加はどうでもよくなってきていたのだが、一刻会の会員専用掲示板でアクセスログをとってみることを勧められたので、手頃なCGIを探してきた。で、早速、自分のHPに合わせて書き直し、動かしてみたのだが、うまくいかなかった。(汗)

 多分、どこか細かいところの設定が間違ってるのだろうが、いろいろいじってみたものの結局だめで、この日はもう断念して寝てしまった。何だかんだで、かなり夜も更けてしまったし…。(汗)

 26日、出勤だ。そろそろ呪泉郷端展示即売会4の参加申込書を書かなければと思い、昼休みに書けるところだけ書くつもりで職場に持参したのだが、結局書かずに終わってしまった。うーむ、こうやってどんどん押し詰まっていくんだよな…。(汗)

 帰宅後は、前日に続いてアクセスログをとるCGIと格闘だ。が、やっぱり動かない…。こうなるともうドツボだ。気分転換に、「めぞん一刻・原作初出掲載時資料室」(なつかしい名前だな。笑)のための扉絵の取り込みを進めてみた。これもいよいよラストスパートだ。

 この日は130話まで進んだ。もう残り30…。ここまでくると一気にやってしまいたくなる。翌日は散歩ついでにショップを回ってみようと思っていたのだが、金もないことだし、出費を減らすためにも扉絵の取り込みに精を出すことにした。あ、そうそう、呪泉郷端展示即売会4の参加申込も書かないと…。(笑)

 27日、朝から呪泉郷端展示即売会4の参加申込書を書きながら、「めぞん」の扉絵取り込みに励む。取り込みといっても、単にスキャンするだけでなく、HP用に加工するところまでやるから、結構時間がかかる。

 この日になっても、まだ外出したいという気持ちは残っていたのだが、結局まる1日、この作業で終わってしまった。何か、不健康だなという気もしてしまうが、乗ったときに一気にやってしまった方がいいこともある。

 これでようやく、160話まで終わった。あとは、番外編と最終話のみだ。この2話だけはどうしても雑誌をバラさないとだめなので、また後日になるだろう。もっとも、「めぞん一刻・原作初出掲載時資料室」は次が番外編なので、これが取り込めないかぎり、続きが公開できないのだが…。(汗)

 28日、初めての体験である。男の手に握られたそれは、想像していたよりも太く、黒くて長かった。やがて男はそれを、ベッドの上の私の体内に一気に挿入する。初めての体験に、思わず苦痛にゆがむ顔…。次第に慣れてはきたが、入れたり抜いたりを繰り返されるとさすがにつらかった。

 終わったときには、ちょっと涙が出ていたし、その日1日は挿入されているときの違和感が消えなかった。いやー、胃の内視鏡検査というのは、やっぱりつらいものだ…。(笑)

 昨年、父のことがあったので、今年初めて受けることにしたのだが、知らない間に十二指腸潰瘍になって知らない間に治っていたらしい。その跡と思われる変形が見られたそうだ。その他にも胃炎と見られる赤みがいくつかあったそうな…。(汗)

 普段あまり酒も飲まないし、食欲にも全然影響がなかったから、胃は全然平気だとたかをくくっていたのだが、意外な診断にちょっとショックを受けた。でも、気にしたら胃潰瘍になってしまうから、そこはすぐに気持ちを切り替えたが…。(笑)

 帰宅すると、呪泉郷端展示即売会4に合体で申し込む相手から申込書類が届いていた。合体申込の場合、1つの封筒で申し込まないと書類不備というきまりなので、送ってもらって私の方から発送することにしたのだ。

 自分のミスで自分が落ちる分にはいいが、よそ様のサークルの命運もかかっているので、そこはやっぱり慎重になる。と、返信用封筒が入ってない。恐らく、1つの封筒で申し込むということだったので、返信用も1つでいいと思ったのだろう。

 だが、向こうからの通知はサークル単位に送られるのではないだろうか? サークル参加申込の必要書類の1つに返信用封筒が入っているので、ないと書類不備となるかもしれないと思い、こちらで作成して入れておいた。余分にあったからといって、書類不備にはされないと思うし…。

 そしてこの日、ようやくアクセスログをとるCGIがうまく動作した。トップのパスのつづりが1文字間違っていたのだ。それだけでまったく動作しないのだから、コンピュータという奴は融通がきかない。もっとも、気を利かせすぎて余計なことをされても困るが…。(笑)

 と、アクセス数を急増させている元凶がすぐに特定できた。とある個人のHPだ。そこでは何と私のHPのトップページを自分のHPのフレーム内に直接表示するということをやっていた。しかも、何度も何度もリロードを繰り返すようになってしまっている。(汗)

 したがって、たまたまそのページを見にいった人がしばらくそのまま接続していると、リロードのたびにどんどんカウントが上がっていってしまう。それが複数人になると爆発的に増えてしまうわけだ。こいつはたまらない…。(汗)

 私の他にも直接フレーム内に表示されていたページがあったが、そのフレームの分け方のバランスが非常に下手なことから考えると、マナーも技術も未熟なHP初心者が、お気に入りのページを表示するHPを作ろうとしたものの、思ったとおりにはできず、そのまま放置しているという感じだった。

 フレーム内に表示した2つのページがともにるーみっくのHPであることからして、るーみっくファンなのだろうし、私のページを気に入ってくれたから自分のHPに表示しようとしたのだろう。悪気はないのだと思う。

 しかし、このままではたまらないので、いずれ近いうちに削除してもらうよう連絡するつもりだ。もっとも、「削除のやり方がわかりません。」とか言われそうで、怖いのだが…。(汗)

 29日、HP更新作業(といっても、気まぐれモノローグだけだが)をするつもりで急いで帰宅しようとしたのだが、こういうときにかぎって突発の事態に出くわしたりする。帰宅途中にある立体交差をくぐる横断歩道を半分渡ったところで信号が変わってしまい、立体交差下で待つことになった。

 そんなことは大したことではないのだが、ふと見ると目の前に自転車が倒れている。そしてその左手先には、男性がうつ伏せに倒れていた。手足がひどくけいれんして、とても起き上がれそうな状況ではない。

 私より先にその場に来ていた歩行者も何人かいたし、横断歩道の向こう側にも人がいたのだが、誰ひとり声をかけようともしないし、救急車を呼ぼうとしている様子もなかった。おいおい、ちょっと待てよぉ!(汗)

 自分が横断歩道の途中でコケて骨折でもして動けなくなったとき、誰も助けてくれなかったらどうするんだい? 周囲の連中に対して「しょうがねーなぁ…。」と舌打ちしながら、とにかく駆け寄って「どうしました? 大丈夫ですか?」と声をかけた。

 頭でも打ってけいれんしているのなら、やたらに動かしてはいけないので、とにかく意識を確認したのだが、手で「大丈夫」というように合図したので、まずはひと安心…。倒れたのが横断歩道の終わり際だったのも幸いだった。

 しかし、手足は依然としてけいれんしている。その状態で男性は何とか自力で起きようと試みていた。が、うまく起き上がれず、失敗するたびに体が道路の中央寄りにズレていってしまう。これではまずいので、「ちょっと待って、危ない。」と制し、右脇の下を抱え込むようにして静かに立体交差下の方に寄せた。

 手前に止まったトラックの運ちゃんも心配して降りてきて、「救急車呼んだ方がいいんじゃない?」と声をかけたが、男性は手を振って大丈夫という仕草を見せる。手足と同様に唇も震えてしまって、言葉を発せられないようだった。

 その段階で男性はようやく上体を起こし、あぐらをかいて座れる状態になった。が、まだ手足は震えている。少なくともこれがおさまらないかぎり、この場を離れるわけにはいかない。ひどいようなら、やはり救急車を呼ばねばならないだろう。

 ただ、救急車を呼ぶにしても1人では大変だ。近くに電話はないから、この場を離れなければならない。しかし、今の状態ではこの場を離れるわけにいかない。誰か手伝って欲しいなと思っていたところに、ようやく若い男女が声をかけてきた。

 女性の方は、転倒の様子を目撃したと言う。その話によると、倒れた男性は横断歩道を渡る前にも1度転倒していた。それを3人のおばさんが見ていたので、恥ずかしくて急いで立ち去ろうとしたのか、あわてて横断歩道を渡ろうとして再び転倒したのだそうだ。

 しかし、女性が「おばさんたちに見られて恥ずかしかったの?」と尋ねると、男性は違うというように手で答える。否定しているにもかかわらず、女性がそれを何度も繰り返すものだから、ちょっとまずいなと思った。(汗)

 自分がその立場だったら、たとえ図星でも気に障る。今はとにかく落ち着かせることが大切だと思ったので、「車道で転んだから、恐怖感で震えて動けなくなったのかな?」と、違う推測を出して話をそらした。

 そうしているうちに、ようやく手足の震えもおさまってきて、男性は自力で立ち上がった。が、まだフラフラしていて車道の方によろよろと行ってしまう。腕をつかんでしばらくそれを抑えていると、やっと自転車の方に歩き出し、自分の自転車のハンドルを握った。

 それを見届けたところで、私と若い男女は大丈夫と判断した。若い男女がその男性と同じ方向に行くので任せ、私は自宅の方へと向かったのだが、あの段階で目を離してよかったのかどうか、ちょっと心配ではあった。その男性が無事であることを祈りたいが…。

 そんなことがあったので、帰宅が予定よりも大幅に遅れてしまった。そのせいだけではないと思うのだが、強烈な疲労感と睡魔に襲われてしまい、気まぐれモノローグだけだったのだが、更新作業はやめにして早寝することにした。うーむ、世の中いろいろあるもんだなぁ…。(汗)

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