飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2000年>

8月8日(火)

 いよいよコミケ直前! 何だかんだとやっぱり忙しい…。父の一周忌の法要。そのために上京してきた親戚を連れての東京見物。途中ではぐれるわ、子供たちに振り回されるわでもう大変…。コミケ前に寝込んでしまいそうだ…。(汗)

 2日、「犬夜叉」だが、琥珀がかごめを連れ去るかたちになった。闘いの流れの中でそうなったわけだが、それこそが最初からの計画だったようだ。琥珀自身には操られているという実感はないのだろう。だが、かごめを犬夜叉のもとから離すことに成功した奈落…。この先、かごめをどうするのかが注目される。

 奈落の計略に気づいた犬夜叉たちがかごめを奪い返すのか? それとも、かごめが捕らわれの身となってしまうのか? いずれにしても、桔梗という存在の前にこのままでは勝てないと悟ったであろう奈落だ。何か別の手を考えてきたに違いない。桔梗に対抗するためにかごめを手駒にしようというのか?

 かごめが力を発揮すると桔梗は魂をかごめに奪われる。それを知っていれば、使い方次第で桔梗の力を封じることもできよう。しかし、そっちの線は薄いように思える。まずは犬夜叉の弱みであるかごめをさらって形勢を有利にもっていこうというところだろうか?

 さて、この日の「犬夜叉」の扉絵で犬夜叉とかごめの声優が発表された。かごめの方はほとんど知らないが、犬夜叉の方は乱馬と同じ山口勝平だ。乱馬のイメージを引きずりたくないのではないかとの憶測もあったから、新人を使ってくるかなと思っていたのだが、まあ無難なところに落ち着いたと言うべきだろう。

 実際、それを望んでいたファンも結構多いはずだ。私の場合、望んでいたわけではないが、イメージとしてどうしても山口勝平以外思い浮かべられなかった。前のサンデーCM劇場では関俊彦だったが、ちょっと自分の中では違和感があったし、思い切って佐藤アツヒロがアニメでもそのままというのも考えてみたのだが、ちょっと長期拘束は難しいかなと思った。

 問題はその他の声優陣だと思う。桔梗、殺生丸、奈落、弥勒、珊瑚…、このあたりをどういう陣容で固めてくるか見物だ。子供時代の楓も注目かも…。(笑) アニメの第1話は、原作の第2話までの部分のようだから、とりあえずは犬夜叉、かごめ、桔梗、楓、草太、かごめのじいちゃん、ブヨ、百足上ろうといったあたりしか出てこないけれど…。

 3日、この日また帰りに上司と飲んで帰ることになり、帰宅が遅くなった。精算は後日だが、出費も馬鹿にならない。コミケ前で宿泊費やら次回コミケ申込みセット代と参加費、同人誌購入費用などいろいろと金が必要なだけに出費は少しでも抑えたいところなのだが、どういうわけかこういうときにかぎって金が出ていく。

 劇団☆新感線の夏公演「阿修羅城の瞳」のチケットも買い損なっていたので、近い将来オークションで落とさねばなるまい。この芝居は高橋先生とは直接関係ないが、個人的に劇団☆新感線の芝居は好きなので、何とか観にいきたいところだ。

 そう思っていたら、あるスジから劇団☆新感線「犬夜叉」再演という情報が入ってきた。1回かぎりのようだから、チケットの入手はかなり困難かもしれない。行けるものならまた観にいきたいと思うが…、そんなに甘くないかな?(また、オークションに頼るか…。笑)

 4日、夏コミに向けての資金計画を立てる。いつもならそんなことは不要なのだが、オークションでの出費が続いた今年は非常に苦しい。買える本の数も制限されそうだ。うーむ、最低でも次回の申込セットは買わねばならないし、すぐに参加費を振り込まなければならないから大変だ。

 夏コミは倹約すればなんとか乗り切れるが、そのあと給料日までどうやって持たせるかが問題だ。定期預金があるから破産はしないはずだが、当分の間は苦しいな…。だれかおごってくれないかな…?(おいおい。笑)

 5日、夕方から親戚が上京するので、部屋の片づけをしなければならない。いつもグチャグチャになってるから半日程度で片づくはずかない。汗はダラダラ出てくるし、大いに体力を消耗してしまった。自業自得と言われれば、それまでなのだが…。(汗)

 その合間をぬって、裏から移行する予定のページを少しいじってみた。基本的にスタイルは変わらないが、いくつか追加できる画像があったので追加した。いずれ「るーみっく収蔵品展示室」としてオープンしたいと考えている。早ければコミケ明けにでも…。(できなかったら、笑ってごまかそう。笑)

 6日、父の一周忌の法要の日だ。大変な1日がスタートした。まず、この日の朝に上京する親戚を東京駅で迎える。そこからタクシー3台に分乗して私の職場であり、この夜の宿となる博物館に向かう。場所を知っている運転手が少ないから、地図を用意して1台、1台説明してから送り出し、最後に私が乗り込むのだ。

 到着後、とりあえず荷物をフロントに預け、時間があまりないのであわただしく博物館を見学してもらった。特別展で体験コーナーを設けているので、従姉妹の子供たちの夏休みの宿題にはもってこいだ。というわけで、私はまたにわかカメラマンになって写真を撮る。カメラは父の遺品だ。立派すぎて、私にはもったいないカメラだが…。

 見学後、徒歩で地下鉄の駅に向かう。ところが、ここではぐれてしまった。子供たちが元気よくさっさと行ってしまうので、私はそれに注意を払っていたのだが、母たち高齢のグループがそのスピードについてこれず、途中で別の道に入ってしまったらしい。(汗) おかげで、炎天下をぐるっと1周走り回ることになってしまった。

 地下鉄と徒歩でお寺に到着…。しかし、はぐれて時間をロスしたのでギリギリになってしまった。汗の引く間もなく読経が始まる。が、またここでひと苦労だ。小さい子供たちが退屈な読経に堪えられるはずもない。途中でおしゃべりを始める。これをいかになだめすかすかが大変なのだ。ほとんど無駄に近いけれど…。(汗)

 墓参を済ませ、予約していた近所の中国料理店で昼食をとる。が、注文をしずきて食べきれなくなってしまった。パック詰めにして持ち帰ることにしたが、そのパックの数が半端でない。これはもう、夕食がいらないレベルだ。いや、夕食でも食べきれないかもしれない…。(汗)

 昼食後、子供たちのお楽しみのために池袋のサンシャインシティに向かう。水族館と展望台に行ったのだが、水族館はものすごい混雑…。子供が迷子にならないようにするのに精一杯で、大人たちはおちおち魚など見ていられない。子供の動きは不規則だから、追うのも大変なのだ…。これを読んでる若い諸君、いずれ笑いごとでなくなるぞ!(笑)

 子供たちの構成は男の子が3人、女の子が2人だったのだが、どういうわけかその女の子2人に妙になつかれてしまった。1人は小学5年生、もう1人は幼稚園児だ。飛鳥杏華はどうもこのレベルの女の子にはモテるらしい…。やさしいおじさんだからかな?(笑)

 保育園児の恭子ちゃんになつかれた五代くんの心境だろうか。そういえば、弥勒は11歳(小5)の女の子に子を産んでくれと言ったわけだが、今の自分の立場と比べて考えると、やっぱり犯罪だなと思う…。もう少し、年齢の高い女性にモテるとありがたいのだが…。(汗)

 夕方、私の職場に戻り、宿にチェックインして夕食をとる。あれだけ昼に食べ過ぎたのに結構みんな食べる。若いってすばらしいね…。(笑) ここでもおみやげの梱包やら何やらでいろいろ大人たちがもめて、宿泊しない私は妹の亭主の車で自宅まで送ってもらうことになっていたのだが、大いに待たせてしまった。(汗)

 ようやく解放されたと思ったのだが、帰り着いて自分の部屋に入ると、22時だというのに室温が35度もある。冷房を入れるが、すぐに室温は下がらない。私は暑いと眠れないのだ。25度くらいまで下がるのを待っていたら、午前2時になってしまった。翌朝また早いのに…。(汗)

 7日、午前5時45分に起きて親戚が宿泊している職場に向かう。この日一行は、子供たちを連れて東京ディズニーランドに行くことになっているので、邪魔になる荷物を私が預かり、自宅に持ち帰らねばならなかったのだ。しかしまあ、同行するよりはマシかもしれない。前日だけでもかなり疲れているし、4時間未満しか寝てないし…。

 荷物を預かって帰宅すると、まずはひと眠り…。しかし、暑くなってきてそんなには眠れなかった。昼からは以前録音したままになっていた音源を編集してダビングする作業に終始した。場所によって音量にものすごく差があるので、そのままではまともに聴けない代物だったのだ。

 ミキサーをつないで音量を調整しながらダビングする。しかし、タイミングが難しくてNGの繰り返しだ。疲れているのにアホなことをしてしまったろうか? 結局、満足できる編集はできないまま夜が更けてしまった。(汗)

 8日、出勤したが疲れが出て眠くてたまらない。こんな状態でコミケに突入するとなると、かなりつらい。帰宅後はここの更新作業があるので、結局休めない…。しかし、長いこと更新が遅れた後だから、ここでまた遅れたらどんどんルーズになっていきかねない。ここはひと踏ん張りがんばらないと…。

 というわけで、とりあえず「気まぐれモノローグ」だけでも遅れを取り戻すところまで更新することにした。疲れていなければ、もう少し更新できただろうが…。(と、ここには書いておこう。笑)

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