飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2000年>

8月1日(火)

 気づいてみればもう8月…。コミケまで10日しかない。いくら何でもこれから本を作るのは無理だ。父の一周忌も近いことだし、無理もきかないし…。それよりもここの更新に力を入れた方がいいかも…。(笑)

 7月26日、長いブランクの間に話は進み、「犬夜叉」は琥珀のシリーズとなっている。神楽が登場してからというもの、琥珀がすっかり忘れられていたのだが、確かにもう奈落にとって戦力としては不要な存在だろう。だが、使える駒は最大限に利用する奈落のことだ、神楽が示唆したとおり、罠をしかけてきているのだろう。

 ただ、ある程度まできたところで琥珀が神楽の側に寝返るというパターンでは、かつてと同じで芸がない。恐らく別のパターンを用意しているのだろう。それがどういうかたちのものなのかは、まだ今回の状況ではわからない。何か琥珀に細工してあるのだろうが…。

 さて、この日は帰り際に上司に誘われて飲んで帰ることになった。酒が入って帰りが遅いとなれば、もう何もしようがない。前日からの編集疲れもあるので、トマトジュースでも飲んでさっさと寝ようと思った。ところが、母が間違って野菜ジュースを買ってきていて、それに気づかずに飲んでしまったからたまらない。

 私は、トマトジュースは好きだが、野菜ジュースは嫌いなのだ。というのも、セロリの臭いがダメなのだ。あれさえなければまだよかったのだが、あの臭いにやられて気持ち悪くなってしまった。そのあとで口直しにトマトジュースを飲み直したが、ほとんど冷えてなかった。(涙)

 27日、プランクになっていた「気まぐれモノローグ」の原文を書きはじめた。もう、詳細に思い出すのも無理だし、あまり書くべきでないことばかりだった時期もあったので、ダイジェスト版にしてしまった。別に私の私生活が詳細にわからないからといって文句を言う人もいないだろう。普通は公開するものではないのだし…。(笑)

 28日、「気まぐれモノローグ」(5月24日〜7月25日)の原文を書き終えた。るみけっと準備会代表との間で意見相違があったことは書くべきかどうか迷ったが、るみけっとのことを何もやってなかったと思われてしまうと心外なので、あえて軽く触れておくことにした。前回は書かなかったが、5月28日には会場候補の1つに挙がっていたメッセ昭島の視察もしているのだ。

 結局、使用料が高すぎて、るみけっとクラスの即売会が借りられる会場でないことがわかったので、あえて触れなかったのだが…。(いろいろあったので、実はすっかり忘れていたという噂も…。笑)

 29日、出勤だ。6月初旬から勤め先の博物館で特別展が始まっていたのだが、25日から新たな展示と実演イベントが加わった。広報資料として、加わった部分の見学状況を写真に撮れということで、団体客の時間に合わせてカメラを持ち、展示室へ…。写真なんぞめったに撮らないから大いに心配なのだが、この日は私しかいないからしかたがない…。

 だが、ファインダーをのぞいていいアングルや構図を考えるのは漫画とも共通する。写真を漫画の1コマと考えて、その中でのバランスをとっていけば、そんなに悪くない写真が撮れるのではないかという気もする。手ブレとか技術的問題はいかんともしがたいけれど…。(笑)

 夕方、厚生施設の1つであるプールの営業が終わり、監視員のバイトがちゃんと更衣室を清掃したかどうかを確認に行く。通常は係長の仕事で、休日だけ当番出勤者がやることになるわけだが、この日初めて私の番が回ってきた。

 大したチェックではない。ちょっと暑いのをがまんすればいいだけだと思っていたのだが、思わぬ伏兵が潜んでいた。臭いである…。男子更衣室は別に何ともなかった。ところが、女子更衣室に入ったとたん、充満していた甘ったるい化粧品の臭いに思わずのけぞってしまい、バイトの女子大生に笑われてしまった…。(汗)

 更衣室だから窓もめったに開けない。密閉された暑い室内にこもった何種類もの化粧品の混合された臭いは、甘過ぎるお菓子に思わず顔をしかめたくなるのと同じ感覚だ。長くいると、頭がくらくらしてくる。スケベ野郎にとっては憧れの場所(笑)である女子更衣室にこのような罠が潜んでいようとは…。(汗)

 帰宅後、るみけっと2の夏コミ用チラシを作成する。すでに取り込んであるコミケカタログのイベント広告用に描き下ろし、「るみけっとPRESS」にも流用したイラストと情報文をまた流用する。おかげで簡単にできたが、プリンタの調子が悪くて、画像のところに黒い線が入ってしまう。だましだまし使ってきたが、そろそろ限界かもしれない。とはいえ、買い替える金もないが…。(汗)

 30日、前夜遅くまでプリントアウトを試みたが満足のいく結果がえられず、しかたなく画像に入った黒い線の薄いものを持って一刻会の会報編集会場に向かった。るみけっと2のチラシ原稿を代表に提出し、一刻会の会報の編集を少しやってこの日は終わりだ。編集自体も非常に早く終わり、まだ明るいうちに帰ることになった。ちょっと調子が狂うが、遅くなるよりはずっとマシだ。

 帰宅後、るみけっと公式ホームページに「るみけっとPRESS」発行のお知らせページを追加する作業を始める。100部しか刷らないので、もしかしたらコミケで売り切ってしまう可能性もあると思い、事前予約を受け付けることにした。都合でコミケに来れない人もいると思うからだ。ちょっと苦労を背負い込むけれど、少しでも欲しいと思ってくれる人の手に渡るのが大切だと思うし…。

 31日、とりあえず「気まぐれモノローグ」と掲示板で指摘されていたリンク先の更新準備を済ませ、るみけっとPRESS予約フォームのテストをする。まあ、大して予約はないだろうが、1件でもあればやった甲斐があるというものだ。ということで、ひと足先に掲示板の方に8月1日更新と「るみけっとPRESS」のことを書いた。

 これで、翌日更新しなければならなくなったわけだが、まあ今回こそは大丈夫だろう。でも、考えてみたら、それでも1週間遅れだ…。完全復活にはもう1週間かかるかもしれないな…。(汗)

 8月1日、仕事からの帰り際に重大なミスに気づいた。「るみけっとPRESS」と夏コミ用チラシの次回開催日時を2000年4月1日としてしまったのだ。何たる大ボケ…。もちろん、2001年の間違いだ。よくあることとはいえ、恥ずかしい。帰宅するとすぐに準備会代表にメールで修正対処を依頼する。入稿済みだとちょっとやばいことになる。幸いにも、対処してもらえたようで、最悪の事態は避けられたが…。

 そんなこともあって、ここの更新作業も少し遅れたが、何とかこの夜のうちに完了することができた。更新自体は6月の半ば以来だ。それでも見捨てずに見に来てくれてた人がいるというのはありがたいことだ。そろそろ裏資料館の一部を表に移行する準備も進めたいところだ。さしあたっては、「うる星」が表紙のサンデーと「めぞん」の吊り広告ポスターあたりが、数もそこそこ揃っていていいだろう。

 「めぞん」の扉絵取り込みも急ピッチでやらねば…。いろいろと裏の事情もあるので…。というわけで、結局また忙しくなる飛鳥杏華であった。(汗)

メニューに戻る