飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2000年>

2月8日(火)

 裏・高橋留美子*ぷち資料館を公開して1週間、それと関係があるのかどうかわからないが、1週間で1000アクセス…。HPの好調さとは裏腹に飛鳥の体調は風邪気味で絶不調…。とうとうダウンか?(汗)

 2日、「犬夜叉」だが、奈落から生まれた第3の部下が動き出した。期待に反して(?)女性型ではない。(笑) 頭が悪そうだが、相手の心が読めるらしい。それをいちいち口に出して言ってしまうあたりがまた頭悪そうなのだが、これはこれで相手にプレッシャーを与える。

 一方、犬夜叉が桔梗と会ったことがかごめの心に不安を与える。桔梗との会話をハッキリと伝えようとしないから桔梗のせいで殺されそうになったのに、それでも桔梗をかばっているようにかごめには見えるのだ。それほどまでに桔梗への想いがまだ強いのかと…。

 重くなりがちな空気をさり気なくなごませるのが弥勒のグチだ。自分が道化を演じることで険悪なムードをやわらげている。弥勒は犬夜叉やかごめの性格をしっかりつかんでいるのだろう。まともに仲直りさせようとしても意地を張ってしまうだろうと読んでいるから、わざとボケでみせているに違いない。

 それはともかく、傷が癒えきらない体で犬夜叉は奈落の第3の部下の鬼と闘わねばならない。自分の心を読まれてしまう状況でどのように闘うのか? 無心で闘う…。口で言うのは簡単だが…。(汗)

 さて、帰宅してからは相変わらずネットオークションをのぞいている。先週の4万5千の出費は痛かったが、それで懲りないところが私らしい。(おいおい。汗) 足でコツコツ回るより高くつくのは承知の上なのだが、だんだんと終了間際の勝負やかけ引きが快感になってくる。これはかなりやばい状況だ。(汗)

 それにしてもるーみっくグッズ、特にうる星グッズとらんまグッズの多さ、範囲の広さには驚かされる。それだけ人気が高かったという証拠なのだろう。それに比較すると「犬夜叉」グッズのなんと少ないことか…。(汗)

 最近は若い女の子のファンが増えているのだから、もうちょっと出してあげればいいと思うのだが、あまり商売にならないということなのだろうか? 確かに煩悩に満ちた野郎どもより、女の子の財布のひもは固いようだ。オークションを見てても、見境なく突っ込むのはたいてい男の方だ。(と思う。笑)

 コミケで売り子をしててもその辺は感じる。欲しくてもお金が苦しいと、女の子はどれかに絞ろうとして迷う傾向が強い。そういう意味では、私は非常に男らしいことになるのだが…。(なんか違うぞ…。笑)

 3日、だんだんオークション常連の性格や金銭的限界がつかめてきたこともあって、落札できるものが増えてきた。それはいいのだが、どんどん金が出ていく…。どこかで歯止めをかけなければいけないのだが、それを許さないくらいレアなものが出てきたりするから困ったものだ。(汗)

 この日も郵便局で2件、銀行で1件の振込みだ。私は手持ちの金にかなり余裕があるから(それだけ別のことに使ってないだけなのだが…。笑)まだいいのだが、並みの人が下手にハマったら本当に破産街道まっしぐらだ。そのうち、「人間やめますか? ネットオークションやめますか?」って標語ができそうだな。(笑)

 とりあえずはもう、一通り欲しいレアなものを集めてしまえば気持ちも落ち着くだろう。アニメ絵のものにほとんど手を出さないところが唯一の歯止めだ。これでセル画なんかにハマったら底無しだろう。もっとも、額に入れて飾っておきたいほどのいいものに出会ったら話は別なのだが…。(汗)

 4日、このところもうネットオークション1色だが、水面下ではコミケの申し込みについて密かにるーみっくサークル同士の相談がはじまっていた。というのも、次回申込書のジャンルコード表から高橋留美子の名前が消えたからだ。この話は正月にも腹立たしいこととして書いたが、実は準備会にはそれなりの意図があったようなのだ。

 これまで高橋留美子系は「アニメ(その他)」というジャンルに配置されていた。かつては確かにアニメ化作品との連動があったから、それは決して間違った配置ではなかったのだが、現在は状況が違う。参加するサークルの多くが「犬夜叉」を扱うようになってくればなおさらだ。

 ならば、「アニメ(その他)」というジャンルから名前を消し、切り離してやることで参加サークルに自由に自分の行き場所決めさせて、いずれ落ち着くべきところに落ち着くのを見守ろうと…。

 だが、サークル側としては当然当惑する。前回と同じでいいのか? それともどこかへ移るべきなのか? 実態でとらえるなら「FC少年」というジャンルの少年サンデー系が本来あるべき場所だろう。ということで、水面下でいくつかのサークルが知り合い同士で連絡を取り合って「FC少年」への集団移動を計画しているのだ。

 移動するなら一緒に移動しないと損だ。あっちこっちに分散してしまったらお客さんが大変だ。それでも根性出して来てくれるほどの人気ジャンルではないだけに、できるかぎり固まっていた方がいいに違いない。ということで、私の飛鳥鳳凰堂も「FC少年」に移動することでほぼ決定した。

 5日、一刻会会報の原稿を作成しなければならない。もっと早く手がけておけばいいものを、相変わらずギリギリにならないとやる気にならない。今回の原稿は劇団☆新感線の芝居「犬夜叉」の公演日程とチケット販売の情報だ。ついにチケット発売は各公演とも3月5日からと決定し、取り扱いプレイガイドも決まった。

 ここで書きたいのは山々なのだが、劇団☆新感線ファンのHPからの情報なので、そちらで見てもらう方が早かろう。検索サイトで「劇団☆新感線」で検索すれば多分見つかるはずだ。自分の力で情報をGETしてくれたまえ!(ただ単に書くのが面倒くせーだけじゃねーのか? 笑)

 さて原稿だが、HPの記述そのままではさすがにまずいし、ちょっとは自分なりに表記を整理したりする。しかし、意外と情報量が多く、なかなか1ページに収まってくれない。それに苦労したおかげで、午後までかかってしまった。早く終われば、外回りのお宝探しに出かけようと思っていたのだが…。(汗)

 6日、一刻会会報の編集のために日野に出向くのだが、その前に自分が出品していた品物がバタバタと落札時間を迎えた。自分が参加してきたオークションの傾向からすると、最後にかなり値が釣り上がるので少しは期待していたのだが、ほとんど大きな値動きはなかった。

 あれっ? …ってことは、あんなに過激にヒートアップするのってもしかしてるーみっくファンだけなのかな?(汗) 確かに昔からるーみっくファンのグッズ収集にかける情熱は強く、強者コレクターたちがたくさんいた。いま、かつてそうだった人たちがこうしてレアなものを売りはじめているわけだ。が、それを引き継ぐファンたちもまた、かなり熱い強者たちらしい。うーむ、歴史は繰り返す…か。(汗)

 一方編集会だが、この日の編集は比較的スムーズに終わった。余裕があったので、いろいろと話が出る。私が何か失敗するごとに「ネットオークションにハマるとこうなるんだ!」とこじつけたために、この日はネットオークションネタが多かった。それとともに話題となったのがコミケのジャンルのことだ。一刻会は「アニメ(その他)」に残るらしい。

 そこでふと重大なことに気づいた。「FC少年」に移動するということは、準備会サイドから見ればサークルがジャンルを変えたというかたちになる。ジャンル変えをすると過去の実績は白紙になってしまうと聞いたことがある。抽選を行う担当が同じ人ならば、まだ記憶してもらってる可能性はあるが、「アニメ(その他)」と「FC少年」では確実に人が違うという話なのだ。

 準備会が明記してジャンルを移動させたわけではないのだから、担当者間での実績の引き継ぎはないと考えた方がいいだろう。そうなると、まず以前から「FC少年」で実績を残しているサークルが選ばれ、残りのスペースを旧来の「FC少年」系サークルと争うことになるのだ。単純に考えれば、半分は落ちる計算になる。これは大きなリスクだ。(汗)

 しかし、それを恐れていたらいつまでたっても本来あるべき場所に落ち着くことはできない。たとえ今回は落選してもそのジャンルで実績を残していくしかないのだ。この夏は厳しいコミケになりそうだ…。(昨年も別の意味で厳しかったけど…。汗)

 7日、12日の土曜日が出勤なのでその代休だ。しかし、オークションで自分が落札した商品の代金振込みや出品した商品の荷造りで忙しい1日となってしまった。そのせいもあるし、オークションの終了時刻には深夜や未明のものも多く、睡眠が不規則になっていた。しかも、先週からずっと風邪気味でいつか熱が出るだろうとは思っていたのだ。

 そのあたりのツケが17頃、一気にやってきた。強烈な睡魔に襲われ、2時間ほど寝てしまう。夕食のために起こされたが、頭が重い…。体調は最悪だ。(汗) が、幸いなことに食欲はある。計ってみたら熱もなかった。とりあえず風邪薬を飲んで安静にしていることにした。翌日はちょっと仕事を休めない事情があるので、ここは大事をとらざるをえなかった。

 8日、前日の安静がよかったのか、何とか普通に出勤できた。案の定、仕事は大変だ。これで私が休んだら無茶苦茶だったろう…。そんなわけで帰宅が遅くなり、ここの更新も遅くなってしまった。(汗)

 裏・高橋留美子*ぷち資料館はあと1週間だが、テレカなどの展示には特に「いつ頃のどんな代物か?」といった記述がないので、ただのお宝自慢に見えてしまうという指摘が少し前に掲示板の方であった。それはもともと、裏資料館を作る際に自分でも懸念していたことなのだ。だから、普段は表に出せないという事情がある。

 作品や高橋先生自身の情報と違って、グッズ類は資料が少ない。出た当時から集めていなかったので、実際のところ手には入れたが、いつ頃のどんなものかわからないものが多いのだ。(汗) いつかはちゃんとしたグッズ資料に仕上げて表に出したいと思っているのだが、いつになることやら…?(汗)

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