飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<1999年>

12月7日(火)

 転勤して1週間、もう頭の中がグチャグチャだ。(汗) 覚えることが多すぎて、とても1度には覚えきれない。パソコンに置き換えたい作業は山ほどあるけど、決まりでそれができないものがほとんどだ。これはたまらんぞ…。(汗)

 12月1日、「犬夜叉」だが、思っていたのとはちょっと違った方向に動いた。といっても、本題に入る前にちょっと寄り道しただけだが、その寄り道がまたよかった。あっちこっちで子を産んでくれと言って回ってる弥勒だから、いつかこういうこともあるんじゃないかとは思っていたが、まさか11歳の少女にまで言っていたとは思わなかった。(笑)

 そのときの少女・小春が14歳に成長して登場した。すっかり弥勒の子を産むつもりだ。これを見て、珊瑚がヤキモチを妬きはじめる。しかも、かなり激しい…。結構早い時点で犬夜叉とかごめがラブラブになってしまったので、弥勒と珊瑚には期待していたのだが、なかなかこういう展開にはならなくて、やっぱダメなのかなと思っていたが、ここへきてやってくれた。

 サブキャラ同士のカップリングを安易と考えて嫌う人もいるが、私は嫌いではない。何よりも嫉妬の構図が好きだ。(笑) やっぱり、ずっと見慣れてきたパターンだし、この方が私にはしっくりくる。今回は思いっきりお約束のずっこけシーンも見られて、久々に一読で笑ってしまった。すっかりギャグのパターンに馴れ切ってすぐには笑えなくなっていたのに、結構使い古されたお約束のずっこけで笑ってしまうとは…。

 それにしても、いつのまにそんなにヤキモチを妬くほどになっていたのだろう? これまでも目の前で他の娘に子を産んでくれと言っているのを見てきたのに…。もっともこれまでは、娘たちが相手にしてなかったからまだよかったのだろう。だが、小春は喜んで弥勒の子を産んでもいいと言う。これまでで最大の危機なわけだ…。

 それと、これまで自分が子を産んでくれと言われてなかったことを気にとめていたようだ。言って欲しかったのか、それとも言われないから自分は特別だと思っていたのか? その辺はわからないが、このヤキモチは悪くない傾向だと思う。それだけ心にゆとりができてきた証拠だと思う。珊瑚の心にも春が…。小春が来て春が来た?(笑)

 一方、神無はおっとり型というよりはやはり、無表情の冷酷型のような雰囲気だった。小春の魂を手にしていた鏡で吸い取ってしまったのだろうか? 次回は、その小春が操られて犬夜叉たちを思わぬピンチに陥れるかもしれない。神無の能力の見せ所だ。期待するとしよう。

 さて、この日は転勤の辞令交付の日だ。辞令を受け取ると、あっちこっちと挨拶回りをせねばならない。1人でも知ってる人がいればその部署に出向かないわけにもいかないし、行ったら行ったで、知ってる人だけに挨拶というわけにもいかない。結局、端から端まで全部挨拶するハメになる。(汗)

 午後からは新しい職場に行ってこっちでも挨拶回りだ。14時までにそれも終えて一段落と思ったのだが、都内の他の工場へも挨拶に行っておいた方がいいと言われ、結局1日中あっちこっち飛び回って挨拶するハメに…。(汗) おかげで、かなり疲れてしまった。その分、いくらか早く帰してもらえたが…。

 2日、まずは仕事の引き継ぎだ。先月末に1度やったとはいえ、細かい仕事が非常に多くあるからとてもすぐには覚えきれない。前任者もこの4月に着任したばかりで、年間の全部の仕事を経験したわけではないから充分な引き継ぎは最初から無理といっていい。不安で顔もこわばる…。

 7年前、転勤ではなかったが、外部の長期研修に参加している間に担当替えがあった。このとき、前任者が地方に転勤してしまったため、まったく引き継ぎしてもらえず、自律神経失調症になってしまった苦い経験がある。今でもそれは完治しきらない。しばらくはストレスとの闘いになりそうだ。(汗) 当然、帰宅後は疲れて早寝した。

 3日、この日は引き継ぎを受けながら実務に入った。慣れない手書き伝票書きだから時間がかかる。経理の経験がまったくないのに複式簿記をこなさなければならない。こんなものは表計算ソフトでやってしまいたいが、規定があるから手書きでないとダメなのだ。面倒くさいことこの上ない。(汗)

 とにかくこいつを覚えるまでは、かなり帰宅も遅くなるだろう。実際、この日も23時近くになってしまった。それから食事をして、風呂に入って原稿に着手できるのは午前0時だ。同人をはじめた頃と状況は似ている。しかし、ただ1つ違うのは、もうそんなに若くないということだ。それが最大の問題なのだが…。(汗)

 4日、7時半頃目覚める。前夜、仕事疲れで結局ほとんど「そると」の原稿が書けなかったから、少し早めに起きることにしたのだ。しかし、ここまで平日何もできないとは思わなかった。この先が思いやられる…。これで結局はギリギリだ。徹夜も覚悟しなくてはならない。うーむ、やっぱりコピー本は難しそうだ。

 さて原稿だが、なかなか続きが書けない。どうも集中力が散漫だ。前半部はそこそこいいノリで書けたのに、間があいてしまったことでテンションが下がってしまったのだ。それでも何とかしぼり出して、18時までには原文を仕上げた。夕食後からは引用カットの選定とレイアウトだ。これにまた時間がかかる。

 あらかじめ6ページという枠を設けているから、それに合うように文字のサイズや行間を調整しなければならない。そして力わざのカットの取り込み、加工、貼り付け…。結局、版下のレイアウトが完成したのは午前5時過ぎだった。(汗)

 5日、そこから一気にプリントアウトと校正までやっておきたいところだったが、さすがにもう根性が持たない。10時まで一旦睡眠をとった。朝食を終えて、11時からプリントアウト。順調なら、若干の遅刻で編集会に行けるペースだったのだが、ここへきてプリンタの調子が悪くなってしまった。

 どうも所々文字が縦につぶれてしまう。これのために出発が大幅に遅れて14時半になってしまった。日野へ着いたのは16時過ぎ…。それから編集作業だ。この日は会報の編集とも並行作業だから人手が足りない。そこへ持ってきて編集総括のノートパソコンがプリンタ使用不能状態になってしまったから大変だった。

 結局、比較的近くに住んでいる編集メンバーが自宅でプリントアウトしてくるということで何とかしたが、結局作業は21時までかかってしまった。編集会終了後はファミレスで打ち上げの食事だ。この日は会長のおごりということで、いつもより多めに注文してしまった。(笑) まあ、無料券もあることだし…。

 6日、比較的早めに帰れたが、それでもいままでよりは遅い。昼休みもこれまでのように食事が近所でとれないので、ほとんどここの原文を書いている時間がない。書くとなったら帰宅後だ。こうなってくると、これまでどおり火曜日に定期更新するのも難しくなってくるかもしれない。とりあえず、続くところまでは続けたいが…。

 7日、やはり帰宅が遅くなる。帰宅後の時間では大した更新はできない。この「気まぐれモノローグ」も今回は間に合ったが、次回からはどうなるか…? いくらか仕事に慣れることで、早く帰れるようになるといいのだが…。

 一方、そんな状況に関係なく同人誌の通販の申し込みや問合せはちょろちょろと来てくれている。数は少ないが、春先のように即売会に行くことが不可能になってしまっただけにありがたい。リピーターの人もいるし…。これからはちょっと大変だが、求めてくれる人がいるかぎりはがんばり続けたいと思う。ここも、もう少し何とかしないといけないが…。(汗)

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