飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<1997年>

7月8日(火)

表紙CGはようやく完成。しかし、気がついてみれば、最終締め切りまであと2週間…。まだ、全然ペン入れしてない。これは、自力入稿消滅か?もう、メーク・ミラクルしかないのか?巨人の優勝並みに難しくなってしまった…。(汗)

2日、予想どおり鉄砕牙の表現に苦労する。最初はアイボリー系の影つけを試したが、どうもよくない。結局、水色系にする。メタリックな輝きは捨て、刃の方をうっすらと明るくした鈍い光にしてみて、何とか様になるものができた。

そして、いよいよ最後の画線修正だ。これは、度重なるペイントで薄くなったり、欠けたりした画線を直す最後の作業だ。しかし、この日のうちに仕上げるのは無理なので、少し手をつけたところで終わりにした。ここまでくれば、金曜日(4日)中には仕上がるだろう。

3日、えらい失敗をしてしまった!(汗)少しでも作業を進めるために、昼休みにも画線修正をしようと思い、ノートパソコンにファイルをコピーしたのだが、このときに間違って、1世代前のファイルを最新ファイルに上書きしてしまったのだ。

結局、前日の作業は全部やり直し。ショックもあって、前日終了時点までの復帰もできず、完成は5日以降にズレ込むことになってしまった。(涙)

4日、この日はまた送別会があって、帰りが深夜になってしまった。そこから、明け方まで作業はしたが、やはり酔っているし、時間がたつと頭も痛くなってきて、結局、あまり進まなかった。ようやく、データ消失前まで戻ったというところだ。ひじょーにやばい…。(汗)

5日、思っていたより、ペイントによる画線の破壊がひどく、結局、ほとんど全部修正しなければならないことがわかってきて青くなる。しかし、これをやらないと印刷の際に画線が薄くて締まらない絵になってしまうのだ。

Vol.1のときに、1箇所だけ修正し損なったところがあって、目立たないところだからよかったのだが、よく見るとかなり白っぽくなってしまっている。やばいがやるしかない。(汗)

さて、この日3500アクセスを突破した。確認したのが、午前0時を少し回っていたので、正確には6日かもしれないのだが、まあ、それは大した問題ではなかろう。原稿の進捗に比べたら…。(おいおい。汗)

6日、一刻会の編集会に原稿だけ届けに行く。先月持参した原稿の差し替え分が残っていたのを忘れていたのだ。もっと早く出力して郵送していれば、行き帰り3時間半のロスは防げたのだが、こいつは結構痛かった。(汗)

さて、CGはようやく、キャラ部分が深夜に完成した。あとは背景とタイトルロゴだ。過去のビデオから背景候補の画像取り込みを行う作業を午前3時頃まで行った。そして、サイズの小さい複製ファイルを使って実際に背景を当てはめて背景を決定する作業まで行って終わりにした。ちなみに、選んだのは、1991年に撮影した長野県のみどり湖の映像だった。

7日、リンゴ・スターの誕生日とかいう話もあるが、日本ではもっぱら七夕だ。3つの願いをかなえてくれる願い星さんでも来てくれるとうれしかったのだが、残念ながらそうも行かなかった。それでも、夏休みの1日目をぶつけたので、作業はまる1日できる。

表紙CGは、すべての作業を午後5時過ぎに完了した。並行して少しずつ進めてきた手描き原稿はペン入れが6ページまで、うち、ベタ完了が4ページという状況だ。次の週末にはトーンを貼ってないと間に合わないのだから、ほとんど物理的に不可能だ。(汗)

これはもうメーク・ミラクルってやつしかない。巨人の優勝とどっちが難しいかというレベルになってきてしまった。これでは、とても一刻会の仙台集会に参加していられない。キャンセル料覚悟で参加を取りやめるしかなさそうだ。ほんとは、すっごく行きたいのだが…。(涙)

8日、手描き原稿は進まない。たまたま書き込みの細かいページでもあるのだが、このペースでは本当にやばい。ここは割り切って16ページ作品を落とす決断をした方が安全かもしれない。そうすれば、ショートギャグの何作かは確実に間に合うはずだ。いざとなったら、そうするしかないのだが…。(汗)

さて、企画を匂わせてからいろいろあって、遅れに遅れていた同人サークル「飛鳥鳳凰堂」のページの新企画「飛鳥の同人物語」の第1章までを公開することにした。とりあえず、幼年時代に飛鳥杏華が影響を受けたものについての記述が中心だ。まだ、同人デビューの章まではほど遠いが、長い目で見て欲しい。(そーとー長いかも…。笑)

しかし、無名同人のくせして自伝とは、我ながらええ度胸しとるなと思う。でもまあ、私の作風が生まれた背景を知ってもらうためにはいいのかもしれない。でないと、あの鬼畜さは理解不能かもしれないし…。(自分で言ってどーする!?笑)

こちらの方は、毎週更新というわけには行かない。ほんとに長い目で見てくださいませ…。

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