飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<1999年>

9月14日(火)

 9月ももう半ばまできてしまった。最後の夏休みをとって急ピッチで執筆を進める飛鳥だが、ちょっと始動が遅過ぎたか…? とりあえず、出来次第印刷所に持ち込むしかないのだが…。(汗)

 8日、「犬夜叉」だが、犬夜叉が邪魔者の極楽鳥の親玉に傷を負わせたことで、鋼牙は極楽鳥の双子(?)の兄の首をはねることに成功する。深手を負った極楽鳥は逃げ去り、いよいよ犬夜叉と鋼牙の直接対決というところで鋼牙の「かごめはもうおれの女」発言だ。

 何といっても今回はこれにつきるだろう。(笑) 非常に誤解を招くような言い方であるところが笑える。かごめはすぐに否定したが、珊瑚も弥勒も真相を七宝から聞こうとしているところからすると、ちょっと疑ってるらしい…。まあ、「いい女」の一言でああなってしまうのでは、疑われてもしかたないか…。(笑)

 前回までの雰囲気では、鋼牙と犬夜叉の恋のライバル関係はそう長く続かないのではないかと思っていたのだが、ここまで強烈な宣言が出てきたことでかなり尾を引きそうな気もしてきた。かごめが鋼牙のもとに拘束されるような状況に再びなればという条件つきではあるが…。

 少年漫画だし、これまでの高橋先生のキャラの使い方から考えると、かごめと鋼牙の間に間違いが起こることはまずないのだが、ドラマ性を考えるとそういうことがあっても面白いかなと思う。そうなると、ドロドロとした大人の世界の話になってしまうが、大人である私などはついそういう妄想に走ったりしてしまうわけだ…。(笑)

 さて、6日からようやく執筆を再開したので、この日も続けて漫画を描きたかったのだが、ここの更新作業もやらないとどんどん遅れていってしまうので、そちらを優先した。大した更新量ではなかったのだが、「気まぐれモノローグ」の原文が書き上がってなかったこともあって、結局更新作業だけで手いっぱいとなってしまった。うーむ、非常にまずいペースだな…。(汗)

 9日、1999年9月9日ということで9並びが話題となったが、そのこと自体は特に自分に関係はない。帰宅後は、漫画のペン入れを少し進めたが、ほんとに1ページに満たない進行状況だった。平日の夜、しかもあまり遅くまでやらないという条件下では、どうしてもそんなもんだ。全16ページ中、まだ10ページ目の途中…。土曜日からの5連休でどこまで進められるか…? かなり、厳しいかも…。(汗)

 10日、帰宅すると呪泉郷端展示即売会3のサークル参加証等が届いていた。今回は抽選だったらしい…。うーむ、そんなにも応募したサークルが多かったということか…? 昨年は40程度だった。今年も会場のキャパを考えてその辺で足切りしたのだろうか? 費用とか問題もあるかもしれないが、次回はより広い会場をとるなどして対応して欲しいものだと思う。意欲のあるサークルが参加できないのは、やっぱりもったいないと思うからだ。

 どのくらい増えたのかわからないから、やたらなことは言えないが、机の配置などで吸収できる範囲なら吸収して欲しい。広い会場をとって今度は集まらなかったらというリスクもあるが、小規模即売会で抽選はつらいと思う。今後のことを考えると、集まらないリスクよりも入りきらないリスクの方を恐れて欲しい。今回はすでに会場をとってしまっているからしかたないとして…。

 11日、いよいよ勝負の5日間のはじまりだ。朝から漫画のペン入れとベタを進める。しかし、やっぱりペースはよくない。連休とはいえ、深夜作業は避ける方針だから、余計に厳しいものがある。もう若くないし、自分がぶっ倒れてしまうわけにいかなくなったから、割り切るしかないのだが…。

 結局、ペン入れは12ページの途中、ベタは11ページの途中までだ。休日1日で2ページは、いつもの半分以下のペースだ。翌日以降、調子が出てくると変わってくるかもしれないが、このままでは…。(汗)

 12日、できればこの日のうちにペン入れとベタを上げてしまいたかったのだが、最後のページのペン入れが半分、ベタが1ページ半残ってしまった。F1グランプリの放送が終わるまで、プロ野球ニュースの放送が終わるまでとがんばってみたのだが、もうそこで根性が萎えてしまってどうにも進まなかった。(汗)

 日中には名古屋から即売会の売り上げ報告があったが、売れたのは1冊だけだった。まあ、春からずっと出ているからもうそんなもんだろう。やっぱり新刊を出さないことにはどうにもならない。何とか間に合わせたいのだが…。(汗)

 13日、午前中にペン入れとベタを上げ、いよいよ午後からはトーン貼りに入った。しかし、扉絵で非常に時間を食ってしまった。そこまでやらなくてもよかったのかもしれないが、トーンを貼る前の絵がちょっと気に入らなかったので、いろいろと手を入れてみたくなったのだ。

 しかも、これがまた、手を入れれば入れるだけよくなっていくだけに、止まらなくなってしまった。やっぱり、好きなキャラは美しく描きたい。そういう意味では今回の作品、他のキャラに比べてかすみおねーさんの美しさが際立ってるかも…。(他のキャラは手抜き…というわけではないのだが。汗)

 それはいいとして、結局、この扉絵の影響でこの日のトーン貼りは3ページ目の途中までにとどまってしまった。うーむ、これはまずい…。(汗)

 14日、引き続きトーン貼りを進めるが、ここの更新作業もある。状況が状況だから、またしても「気まぐれモノローグ」は1週間遅れのままだが、それでも時間を食われる。結局、この日のトーン貼りは8ページ目の途中までだった。

 このペースでは、翌日中にトーン貼りを終えるのは不可能だろう。いよいよ厳しくなってきた。とりあえず、できたところで印刷所に持ち込んでどうなるかだ。コミケ時期ではないから、頼めば急いでもらえるかもしれないし、早くできる印刷所を探すという手も残っている。

 いろんな意味で最後まであきらめずに、何とか呪泉郷端展示即売会3に間に合わせたいものだ。間に合わなかったら…、どうしようか?(そのとき考えよっと…。笑)

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