飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<1999年>

9月7日(火)

 9月に入り、ようやく執筆活動も再開された。しかし、めちゃくちゃペースが遅い…。これでは、10月に間に合わない可能性が…。う〜む、どうしたものか?(悩んでるヒマがあったら、せっせと原稿描けってか? 汗)

 9月1日、「犬夜叉」だが、妖狼族と極楽鳥の闘い(殺し合い)が始まった。ともに狙いは四魂の玉らしい。もっとも、極楽鳥の方はもともと妖狼族を捕食していたようだから、そうでなくとも餌として妖狼族を襲う理由はある。一方、妖狼族にしてみれば、その天敵をこの機会に殲滅したいという気持ちがあるだろう。

 最初は互角のようにも見えたが、やはり天敵と言われるだけあって、極楽鳥の方が力関係では上なのだろう。妖狼族は、いったん捕まえられてしまったら、巣に持ち帰って食われてしまうらしい。その中で鋼牙が飛び抜けているのは、やはり四魂のかけらを3個仕込んでいるからだろうか。

 極楽鳥の親玉と対峙した鋼牙、相手の四魂のかけらはおおきな口の中だ。取りにいけば食われる。どうするつもりかと思っていたところに犬夜叉が乱入してきた。三つ巴となるのだろうか? 犬夜叉には極楽鳥など眼中にないだろうが…。

 それにしても、妖狼族の若いもんのかごめに対する態度が笑える。「姐さん」という呼び方がまた何とも…。ただ、これの読みがなは「ねえさん」でなく、「あねさん」にして欲しかった。(個人的な好みの問題だが…。) もっともそれだと、その筋の人たちみたいになってしまうから、避けたのかもしれない。犬夜叉が到着して、かごめがいともあっさりと犬夜叉に抱きついたときの、連中のリアクションもよかったな。(笑)

 さて、この日は帰宅後、一刻会会報の原稿書きをした。以前に出していたクイズの正解と当選者発表のページと定期連載原稿の最終回を予定していたのだが、後者はどうもうまくまとまらない。あくまで、定期的な拘束から解放してもらうための連載終了だから暗くはなりたくないし、かといって明るい話題も出てこない…。うまく締めようと考えるからダメなのかもしれないが…。

 2日、健康診断のため、朝食をとれなかったので、昼までがつらかった。でもまあ、肉離れを起こしたときから18kgもやせたし、体脂肪率も21%まで下がってきた。これで血液検査の結果がよければ言うことはないだろう。まだまだ中性脂肪が多いかもしれないが…。

 帰宅後は、一刻会会報の原稿の続きにかかるが、やっぱりダメだ。この日のうちに書けないと、金、土と予定が入っているので実質的に掲載は無理となるのだが、とうとうまとまらなかった。最終回を撤回して、不定期で気楽に書く方がいいかもしれない。もともと、そういう気ままな原稿というコンセプトだったわけだし…。

 3日、夕方からは演奏だ。1週間前に急遽話がきて、まったく練習なしでのぶっつけ本番である。まあ、職場の中のことだから気楽ではあるのだが、そういう状態で「はい、そうですか。」と出ていってしまう自分もいつもながらいい根性してると思う。(笑)

 演奏後は、バンドの連中と飲みにいった。翌日も予定があるから、あまり遅くなりたくはなかったのだが、父の葬儀の時に来てくれた人たちからの誘いとなると断るに断れない。だいたいコースはわかっていたし、その店に行ってしまうと深夜まで帰れないのはわかっていたが、結局最後までつきあってしまった。(笑)

 4日、日中は翌日持参する一刻会会報の原稿のレイアウトと出力を行った。クイズの結果発表のページだけだが、前夜の酒がまだ残っていたので、効率は悪かった。(汗) 当然、漫画の執筆にも入れなかった。午後には何とか回復したが、夕方には出かけないとならなかったので、着手できなかったのだ。

 その夕方からの用事というのは、何を隠そう(って、何も隠しちゃいないが…。笑)高校の同窓会である。もうすでに年がバレているから隠してもしかたないが、何と高校を出てもう20年になってしまった。前回の同窓会からもすでに10年だ。こうなるとさすがに誰だかわからない奴がいっぱい出てくる。(汗)

 中には全然変わってなくて目印になる奴もいるが、たいていは中年太りとおやじ顔への変貌で名前を聞いてみてびっくりする。特に我々の世代の高校生は長髪の奴が多かったから、髪を短くしただけでもかなりギャップがあるのだ。顔はわかったが、逆に名前が出てこない奴もいる。おもしろかったのは、高校時代にやせてた奴が太って、太ってた奴が軒並みやせてるという事実だ。まあ、たいていは結婚して生活環境が変わったからのようだが…。

 普段の宴会だと、あまり酒が好きな方ではないから、2時間が非常に長く感じるのだが、この日の2時間はあっという間だった。もちろん、そのあとは親しかった連中と二次会に繰り出したが…。(こういうときは苦にならないから、不思議なものだ。笑)

 5日、一刻会会報の編集会の日だ。スタッフを降りた私は編集要員として日野へ向かう必要はないのだが、原稿を届けなければならないので、結局日野へ向かった。(笑) 何だかんだ言いつつも、結局行きたいことは行きたいのだ。しかし、スタッフを降りたという気持ちが、ちょっとばかり怠け心を起こさせる。行きがけに、ついふらふらと中野で下車してしまった。(笑)

 目的は当然、お宝探しだ。3週連続だから、大した成果はないだろう…と思うのは甘い。地道にやっていると、ときどき当たることもあるのだ。この日の収穫は「コミック劇画村塾」の創刊号〜15号。すでに何冊かは持っていたが、揃ってはいなかった。創刊号はよく出ているのを見かけるが、その他の号はなかなか出回らない。まして、高橋先生の絵が表紙に使われた号がすべて揃って出るのは、非常に珍しいことだ。

 一応、バラ売りだったから、自分の持っている号を除いて買うという選択もできたのだが、ダブってもいずれプレゼントに使えるし、まあいいやと15冊買ってしまった。しかし、よくよく考えてみたら、それを抱えてこれから日野へ行くことになるのだ。うーむ、ちょっと失敗だったかもしれない。(お、重いぞ…。汗)

 編集会場に原稿を届け、ちょっとした作業の指示を出したりしたのち、16時半頃、帰宅の途についた。これからは、こういう参加のしかたが多くなるだろう。麻雀ができないのは、ちょっと淋しいが…。(笑)

 帰宅後、漫画を描けばいいものを、つい手に入ったお宝の内容確認に走ってしまう。で、裏・高橋留美子*ぷち資料館への画像追加作業へと流れていってしまうのだ。

 漫画を描いていないんだから、もっとここの更新に力を入れられてしかるべきなのに、ここの更新もほとんどしてない…。ただの怠け者になりさがってるのかもしれないな。(汗)

 6日、残っていた夏休みのうち、1日をこの日にあてた。漫画を描くためにである。そのために休んだのだから、漫画を描かないわけにいかない。ということで、ようやく重い腰が上がった。だが、ペースはひどいものである。

 通常なら、休日まる1日あれば、4、5ページはペン入れが進むのだが、この日は2ページがやっとだった。気持ちの盛り上がりがいまいちなのかもしれない。まあ、ちょっと背景が大変なコマもいくつかあったが…。

 それでも始められただけいい。あとは、翌週の月、火の2日間に残りの夏休みを持ってくれば5連休になるから、そこで勝負をかける。コミケ時期ではないから、印刷所は混んでないはずだが、だいたい3週間前までに入稿しておいた方が安全だろう。となると、20日だ…。結構、苦しいな…。(汗)

 7日、帰宅後はここの更新と思っていたのだが、仕事で遅くなり、帰宅が深夜になってしまったので、断念してさっさと寝た。ここのところは、こんなに遅くなることはなかったのだが、思っていた以上にプログラムの処理速度が遅かった。というか、データの件数が多かったのかな…?

 もっとも、更新できてたとしても、やっぱり1週間分しかできていない。対外的にはそれでいいのかもしれないが、早いとこ追いつかないと、自分自身がつらいという部分がある。2週間前のことを覚えていなければ、原文が書けないのだから…。だんだん記憶力も衰えてきたし…。何しろ、高校出て20年だからね。(高校出たあとの方が長くなっちまったんだなぁ…。汗)

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