飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<1999年>

5月11日(火)

 大きなイベントが終わって一段落…。それでも週末は何かと忙しい。キネ旬ムック「マンガ夜話」VOL.4は、また少し遅れて5月14日(金)の発売となったようだ。そして、気づけばもう執筆の季節…。今年は昨年以上に準備ができていないぞ。どうなるのだろう?(汗)

 5日、一刻CON最終日のこの日は、午前中に反省会を行って解散だ。午後は自由行動…。それぞれグループに分かれて好きなところへ行くことになる。私の場合、例年、地方から出てきている会員で麻雀がしたいという人が必ずいるので、それにつきあうことにしている。まあ、自分も嫌いではないのだが…。(笑)

 この日の調子はというと、最初の2荘はバカ勝ちで、あとの3荘はちょい負けの連続となった。場所が変わったらとたんにツキが逃げてしまったのだ。でもまあ、最終的には+50以上で終わったからよしとしよう。結局、帰宅は21時半頃だった。

 6日、ここの更新作業だ。4日が外泊中で更新できなかったので2日遅れとなったわけだが、一刻CONの疲労を考慮して休暇をとってあるとはいえ、1日で気まぐれモノローグの原文を書くのは大変だ。(汗) それに、次週には「マンガ夜話」VOL.4が発売されるから、「マンガ夜話」VOL.4執筆記の方も仕上げなければならない。

 ほかには、2日のSuper Comic Cityの売れ行きを在庫部数に反映させたり、あまり多くはできなかったが、とりあえず更新した。例年なら、この日から夏に向けての執筆を開始するのだが、今年はちょっとままならない。日曜日には一刻会会報の編集があって、原稿を書かねばならないし…。今年は結局、昨年以上に厳しいスタートとなってしまった。(汗)

 7日、GW後の初出勤だ。帰宅後は、連載原稿の原文を書き上げた。このほか、5月号にはサイン会のレポートや100号記念クイズの賞品と採点方法を示した記事も書かねばならない。翌日だけで、果たしててきるのだろうか? うーむ、やってみなければわからないが…。(汗)

 8日、前夜はメールサーバの調子がおかしくてメールが送れなかったので、この日、サイン会レポートについての問い合わせを兼ねたメールを一刻会MLに送った。要は、記事に高橋先生の写真画像を使うべきかどうかということだ。

 私のHPでは、所属しているML会員のみということで、画像つきレポートのページを作成したが、一刻会では著作権などの面は厳しく対応してきている。小学館の少年サンデー編集部を通してファンレター扱いで会報や会誌を高橋先生のところに送っているのも、そういう面で誠意を示す意味があってのことだ。その姿勢を考えると、安易には写真を載せられない。

 ただ、文章だけのレポートでは雰囲気が伝えにくいし、写真の代わりにイラストを描くとなると非常に時間がかかる。サークルとしてOKが出るなら、写真画像入りで作成できた方が確実に間に合うので、一応そうしたいという打診をしたわけだ。

 その返事を待ちながら、先にクイズの賞品発表のページを作成した。100号記念だから、豪華な賞品にしなければということで、私のお宝の中から3点ばかりをセレクトしたのだ。そのうち、「うる星」の書店用のぼりは、以前、裏・高橋留美子*ぷち資料館のために撮影した画像があったのでそれを使うことにし、残る小池一雄劇画村塾4号と「うる星」のアニメ原画をスキャナーで取り込んだ。

 その3点でとりあえずページを作りはじめたのだが、どうもバランスが悪い。これでは、「らんま」や「犬夜叉」など最近の作品のファンは応募意欲がわかないのではないかと思えた。「犬夜叉」関係のグッズは予備がないのでしかたないが、せめて「らんま」ファンには応えようと「うる星」の書店用のぼりを「らんま」のタペストリーに切り替えた。そのせいで、ちょっと時間を食ってしまった…。

 夕方までにクイズのページの作成は終わったが、まだサイン会レポートへの写真画像使用に関する返事が来ない。実際のところ、もう作りはじめないと間に合わない。原文自体はHP用のものをアレンジすればいいので、それほど時間はかからないが、画像は精度も違うし、モノクロ化と網掛け処理をしなくなはならない。イラストになるともっとかかるから、これはもう徹夜しないと無理というレベルだ。

 とりあえずもう、写真画像入りでページを作成することにした。そのあとさらに、連載原稿のレイアウトがあるし、これ以上は返事を待っていられなかった。こうしてサイン会レポートに取りかかり、仕上がったのが午前1時だった。ここでまたメールをチェックしてみたが、特に返事がなかったので、残る連載原稿を午前3時に仕上げて床についた。

 9日、編集会当日だ。朝、メールをチェックすると9時半過ぎに写真画像は使用したくないという会長からのメールが届いていた。どしぇ〜っ! そういうことは、もっと早く返事してくれよーっ!(汗) こうなったら、写真画像の上にイラストを貼って対応するしかない。もう、出発前にやってる余裕はないから、ペンやインク、トーンなど必要なものをかき集めて編集会に出発した。その準備のために1時間ほど遅刻してしまったが…。

 編集会場に着くと、早速イラストの執筆だ。高橋先生が写っている画像は3枚、色紙の画像までイラストに変えるのは意味がないからしないが…。(笑) ただ、写真をそのままイラストにしても面白くない。多少、脚色を加えたりして1時間ほどで3枚の下描きを終えた。そこからペン入れに2時間…。ベタとトーン貼りが仕上がったのがスタートから5時間後の19時近くだった。(汗)

 結局この日は、編集要員が私を含めて3人しかいなかった上に、私がイラスト描きに時間をとられてしまったこともあって、21時までかかっても編集が終わらず、残りは会長になんとかしてもらうしかなくなってしまった。(汗)

 帰宅後、いよいよ翌日、キネ旬ムック「マンガ夜話」VOL.4が発売されるはずだが、念のためキネマ旬報社のHPを確認しておこうとアクセスしてみた。と、発売は5月14日と出ている…。あれっ、また遅れたのか。(汗) GW直前は、各出版社ともGW進行の関係で印刷会社が混み合うようで、その影響かもしれない。まあしかたないが、あっちこっちに10日と言ってしまったからなー。(汗)

 10日、帰宅後、そろそろ「友菱SS100」の編集に向けて、どこから手をつけるかを検討してみた。自分の「REAL LOVE」Vol.4の方はもうかなり厳しい。今の状態では無理だ…。できても、20〜30ページが限界だろう。ゲストが頼りだが、全然依頼もしてないし、いまからではみんな厳しいだろう。

 しかし、こうなると1作に入魂するしかないから、かえっていいかもしれない。最近、やたらと下ネタづいてしまって、細かいものを数撃ってるばかりという感じがしないでもなかった。20ページ足らずくらいの1作に集中してみるのも悪くない。問題は表紙と裏表紙のCGなのだが…。1枚で1ヶ月近くかかるからなー。(汗)

 11日、ここの更新作業だ。今週は大きなイベントのあとで、あまり目立った動きはなかった。もっとも、ここんとこいろいろとありすぎたから、少しは休ませてもらいところでもあったが…。(笑) 結局、キネ旬ムック「マンガ夜話」VOL.4の発売も遅れ、次回分に持ち越しになった。早く現物を拝まないと、何か落ち着かないのだが…。(笑)

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