【4】 松葉 実 「マツダ K−360」





このたびオート三輪のオーナーになりたいという、長年の夢がかないました!

やってきたのはマツダの軽三輪「K360」、愛称“けさぶろう”です。

 幼年時代、街で普通に走っていたオート三輪がいつのまにか居なくなり、
昭和50年代にノスタルジックを求めて、全国(ちょっとオーバー)にオート三輪の写真を
撮り歩いた時期がありました。

この頃残っていたオート三輪は、昭和40年代に生産が終了した、
マツダとダイハツの小型三輪がほとんどでしが、まれに軽三輪に出会うことがありました。

でも、ほとんどがダイハツの“ミゼット”最終型で、私が好きだった
三菱の
レオは博物館以外ではお目にかかれませんでした。

“レオ”は自分が小学校3年になる頃まで父親が所有していて、庭先に置いてあったので、
自分の中で軽三輪と言えば、“ミゼット”でなく“レオ”でした。

そしてもう一つのお気に入りの軽三輪が「眠そうな顔つき」のマツダ“K360”です。

同じ顔の小型車(600cc)のT600と共に好きなオート三輪でしたが、
今までチャンスがなく手に入れることはありませんでした。

ところが最近「旧車まにまに」の友人ができ、“悪”影響を受けてネットオークションで
見事落札してしまったのです。

昨年暮れ大坂から相模原の整備工場に持ち込まれて、整備と登録手続きをしていましたが、
このたび車検が通り私のところにやってきました。





参考資料 三菱レオ