本格シミュレーターのススメ

今まで新潟県内では中々お目にかかれなかった(2019,1月時)本格ドライビングシミュレーターが当店のイベントやお客様の遊び場として活躍しているジムカーナコースR−SPEC柿崎に導入されましたっ!

実車からのデーターを使っての練習、リアルサーキットでの走行ラインやブレーキングポイントなどの確認や新しい発見ができるようです。実車で走行周回を何百周してもどうしても冒険出来なかったあんなラインやこんなブレーキングがノンリスクで試せます(笑)

先日取材に行って体験させていただきましたが、地元のMAZEサーキットもアリ!実際にNDロードスターにてタイムアタックしてみましたが、実際のNA、NBロードスターのレコードラインと呼ばれるラインで周回できます。ステアリングを切り込むタイミングとその後の車両の動くリズムもまさにロードスターでした。タイアがMX5のグローバルカップカーなのでスリックでしてその辺のグリップの探りが難しいですが少し慣れちゃえばOK!と、いうか慣れるとわかり易く感じます。

驚くことにクラッチやシフト操作もゲームにありがちな違和感は全くありません、普通にシフトしてクラッチつないで走行はじまります。シフトアップもヒール&トゥもごく自然に出来ます。シフトフィールも実車に近い重さがあり、雑に扱うとシフトミスします(笑)ステアリングは当然電動パワステ・・・というか、電動で重くしてるので電動重ステなのですがタイアのグリップを探るには適度な重さがございます。ND5のパワステよりは重く、NAやNBのパワステか、185ラジアルを履いた重ステくらいのインフォメーションがあります。

全体像ですが、各所(7軸)に油圧シリンダーが装備されて横G、加減速Gとトラクションによる振動などが再現されます。これがまた違和感無くて弱い横Gや強い横Gなどステアリングに対して非常に自然に動きます。正直こんなに自然だとは思いませんでした、走りなれたコースでロードスターなら車酔いしませんでしたが鈴鹿でフェラーリチャレンジカー乗ったら少しフワッとしました。多分フォーミュラーレーシングカーなら本物同様に車酔いすると思います(笑)

シリンダーはこんな感じね。

3面モニターで左右のモニターからはほとんどコースは見えないのですが、これがまたスピードを感じさせてくれたり減速感を感じさせてくれます。僕には鈴鹿のシケインなどはこの横のモニターが役に立ちました。いやコレ本当にかなりの速度でシリンダーが動きます、床が振動するレベルでシート動くのでバケットシートの必要性も実際にあるのです。

ゲームだと思うと速くは走れません、実車の動きを判る人なら数分の練習で実車同様のラインを探り走行スタイルを組み立てられる事でしょう。地元MAZEサーキットを走った後にシミュレーターを使い、反復練習できますね。次にチャレンジしたいラインなどを調べたり、実際に走行しているラインはどうなのか?そのラインに車を乗せるにはどうしたら良いのか?って事を考えながら走行できます。

実車では難しい同乗走行気分でアドバイスしたりされたりしながらワイワイ走る事ができるのもシミュレーターの良いところ。速い人のラインが簡単にコピーできます。

県外のサーキットに向かう前の予習は本当に良いかと思います、初めてやあまり行かない経験地の低いコースなど先に予習していくことで実際のコースでも早めのアタックに入れると感じます。やっぱり帰ってきてからの復習でさらに県外遠征が充実し、次回に結びつくと思います。

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実車で走るよりリスク少なく、確実に練習になります。

実車、シミュレーター、実車を繰り返す事でドライビングレベルがより早く向上します。

ジムカーナコースの事務所に設置してます、イベントや他の利用者さんも居ますので予約をオススメします。

ドライビングに適したグローブとシューズの用意が必要です。

グローブは何でも良いと思いますが、ステアリングがバックスキンの為にステアリングを傷めないような物

シューズは外から濡れたり泥汚れの無い物、レーシングシューズじゃなくてもOKですが底面が綺麗な靴との事です。

詳しくはRスペック柿崎まで

http://www.furutagm.co.jp/rspectop.html