Weekly Report


Last Week

2001/09/09)愛チャンピオンS、

ポイントギヴンの突然の引退で、世紀の対決が見られなくなり、ガリレオの去就が心配された。そしてファンタスティックライトとの2度目の対決となった愛チャンピオンSだったが、みごとな雪辱を見せてくれた。斤量差が3キロに縮まり、距離も10ハロンということで、ファンタスティックライトにとっては最後のチャンスかと思われた。しかし、フランキーの自信に満ち溢れた騎乗振りで、常に先行してガリレオにゴール間際まで並ばせることはしなかった。直線600mの叩き合いは今年最高のレースにふさわしいものであり、最後の決着であるブリーダーズCクラシックが本当に楽しみになってきた。ガリレオ陣営はマイルのクイーンエリザベス2世Sを回避し、ファンタスティックライト陣営も凱旋門賞ではなくブリーダーズCに向かうという。返す返すも残念なのは、ファンタスティックライトと好勝負をしたわが国の名馬達が海外に討ってでないことである。


This Week

2001/09/16)セントライト記念、ローズS

10月の菊花賞ということでトライアルの仕上げが非常に難しくなってきた。真夏に馬体をあまり緩めるわけにもいかず、出走権利のある馬には調整という意味合いが非常に強くなるであろう。しかし、勝たねば権利を得られない外国産馬にとっては、臨戦態勢であろう。来週の神戸新聞杯のエアエミネムにしても、ダービー馬に完勝したにもかかわらず、勝ちに行かねばならない。クロフネのように、天皇賞にターゲットを絞った方が良いのではないかとも思える。この2頭の対決になるであろうに。

ローズSの場合、秋華賞のコースよりも厳しいということもあり、ここを勝つようならエリザベス女王杯まで見据えることができる。ムーンライトタンゴがそろそろ勝つような気もするが。

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