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(2001/09/02)アグネスタキオン |
やはりアグネスタキオンの復活はなかった。屈腱炎が思いのほか回復せず、5歳の後半に復帰して、もしものことがあってはというオーナーサイドの意向で引退が決まった。共同オーナーの吉田照哉氏曰く、最もサンデーサイレンスの良さを受け継いだ種牡馬になれるということである。あのパワーと瞬発力は、間違いなく現役ナンバー1のものであった。皐月賞のレース振りは、大本命として絶対に負けられないという状況で、河内が細心の注意を払っての騎乗をして、それに彼は応えた。ダービーでも、あの強かったジャングルポケットの前にいるかと思うと、今でもぞくぞくする。二世に期待しようなんて言葉は空しく感じる。彼の走りの凄さを見続けたかった。 |
This
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(2001/09/08)愛チャンピオンS |
ポイントギヴンの引退で世紀の対決は見られなくなったが、ガリレオの真の強さを見極める楽しみはまだまだ続く。ファンタスティックライトとの斤量差が3キロに縮まり、2000mという距離でどういうレースを見せてくれるか。この後、クイーンエリザベス2世でマイルに挑戦するという。E.オブライエン師も、この馬は本質的にはマイラーだと見ており、最終目標のBCクラシックに向けて、完璧なレースをしてもらいたい。 |