Weekly Report


Last Week

2001/07/28)キングジョージ6世&クイーンエリザベスS

ファンタスティックライトの生涯最高の出来をもってしても、ガリレオの牙城を崩すことはできなかった。5.4キロのハンデ差も直線の攻防では大きく響いたか。それにしてもガリレオ、3歳にしてこの強さ。直線で並びかけてきたファンタスティックライトに対し、M.キネーンが初めて激しく追って2馬身突き放した。フランキーも一瞬勝ったと思ったらしいが。無敗で英・愛ダービーとキングジョージを制したことになり、ニジンスキー以来32年振りの快挙。着差が小さいことで、ニジンスキーまでの評価がされていないのだが、ラムタラでさえ愛ダービーを使えなかったことを考えれば、近年稀に見る名馬と言って過言ではない。今年の最終目標がブリーダーズCクラシックと聞くが、その前にマイルのクイーンエリザベスSを使うことも陣営は考えているらしい。若き天才調教師のE.オブライエンのことだから、奇策ではないのであろう。いずれにしても、無事に秋を迎えて欲しい。


This Week

2001/08/05)関屋記念

新潟が左回りになったことで、スティンガーにとっての夏の過ごし方が変わってしまった。函館で追い切りを行い、直前輸送で新潟に入るという。直線650mの平坦左回りのマイルということで、スティンガーに勝ってくださいと言わんばかりのレース。負けられないレースとなった。今年も毎日王冠から天皇賞を目指すらしい。新潟でマイルのJRAレコードは譲れないところではないだろうか。

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