Weekly Report


Last Week

2001/06/09)英国ダービー、ベルモントS

今年も凄いダービーを見た。12頭とやや寂しい英ダービーであったが、勝ったガリレオのパフォーマンスはもの凄かった。タッテナムコーナーから直線に入り、すぐに抜け出した。この段階でマイケル・キネーンは勝ちを確信したと言うから恐れ入る。2着に追い込んだゴーランであったが、現段階では勝負あったというところか。今年の最終目標がブリーダーズCクラシックという点に、若き天才調教師エイダン・オブライエンの意気込みが感じられる。昨年のジャイアンツコーズウェイの雪辱をというところか。いずれにしても、キングジョージになんとしても出走して、まずは欧州チャンピオンを目指して欲しい。

そしてベルモントSも凄かった。三角から捲って行ったポイントギヴンが、直線に入ってから独走で、12馬身1/4という大差で圧勝した。ダービーでモナーコスがセクレタリアート以来の2分を切るタイムで勝ったが、敗れたポイントギヴンがプリークネスSを勝ち、ベルモントSでもセクレタリアート以来の大差勝ち。さすがにセクレタリアートの31馬身差には及ばなかったが。当然この馬もブリーダーズCクラシックが秋の目標になろうが、ガリレオとの対決は今から楽しみである。日本の馬にも、ぜひ挑戦してもらいたいものである。こんな名馬達と渡り合えるなんて、滅多にないチャンスではないか。

戻る