Last
Week
(2001/06/03)安田記念 |
終わってみればマイルのGTは横山典ということだった。気にはしていたのだが。安田記念2勝目で、マイルCSも2勝で、NHKマイルCに朝日杯3歳Sと阪神3歳牝馬S。残るのは桜花賞だけである。来年は注意しなくてはなるまい。それにしても、ブラックホークが久々にマイルでいいレースを見せてくれた。絶好のスタートから相手の出方を伺い、直線までスタミナを温存させて爆発した。やはりスタートの大切さを痛感させられたレースだった。後ろから行っての直線勝負を決め込んでいたとはいえ、スタートが肝心だった。スプリンターズSでも新しいブラックホークが見られるかもしれない。 それにしても、ジョウテンブレーヴやスティンガーはどうしたのだろうか。トロットスターも全く元気がなかったようだし。GTで展開や調子に左右されるようでは心もとないのだが。真の強さを持ったマイラーの出現を期待する。一週遅れで金子オーナーの17番が勝ったが、メジロライアンからキョウエイタップの一週遅れの18番も、やはり主役は横山典だった。 |
This
Week
(2001/06/09)英国ダービー、ベルモントS |
ドバイミレニアム・モンジュー・シンダーとスターが引退した後のヨーロッパ戦線を心配していたが、今年は無敗の2頭の対決ムードが漂ってきた。英2000ギニー勝ち馬のゴーランとガリレオ。トライアルを強い勝ち方をしたディルシャーンも怖い存在。英ダービー馬が古馬になっても、その強さを誇示することが少なくなった。ファンはそういう馬を求めていると思うのだが。いかがだろうか。 そしてベルモントSこそ一騎打ちか。ケンタッキーダービー馬のモナーコスと、プリークネスSのポイントギヴン。2頭とも勝ったレースは圧巻だっただけに、距離適正と調子を兼ね添えた馬が勝つのだろう。ポイントギヴンと言えば、武がデビュー戦に騎乗して負けた馬だった。 |