Weekly Report


Last Week

2001/03/04)チューリップ賞、弥生賞

テイエムオーシャンが抜けていたというのが本当のところだろうが、あまりにも鮮やかな勝ち方であった。見た目は華奢に感じる馬体であるが、阪神の直線の坂を2度に亘ってこなしたとなれば、これは本物なのかもしれない。今週のトライアル2レースを見てみないと何とも言えないが、桜花賞での崩れは感じさせないものがあった。

本命という点では、弥生賞のアグネスタキオンほど注目された馬も久しいのではないか。3歳クラシックが1強でもかまわない。強い馬が誕生することをファンは望んでいる。能力を見極める上では、この上ないと言えるドロドロの馬場に見舞われたが、スペシャルウィークが阪神大賞典で見せたような勝ち方を披露してくれた。皐月賞のお膳立ては揃った。ジャングルポケットにはベストの状態で臨んで欲しい。問題はアグネスゴールドであるが、同馬主同厩舎ということで、なかなか難しい問題である。アグネスタキオンに三冠を狙わせる為にアグネスゴールドを回避させるとすれば、相当にアグネスゴールドの力を陣営が買っているということになる。到底敵わないと見れば、対決は当然避けて別路線を歩むだろう。いずれにしても、皐月賞の出走はなさそうな気配である。鞍上の問題もあるし。そう思わせる程のアグネスタキオンの走りだったと言える。


This Week

2001/03/11)フィリーズレビュー

大混戦とはこのことを言うのだろうか。中山のアネモネSに阪神3歳牝馬Sの2・3着馬が出走してくることから、いずれにしても今週の結果を見てからテイエムオーシャンのライバルを探すことにしよう。

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