Last
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(2001/01/07)中山金杯、京都金杯、ガーネットS、シンザン記念 |
4日間連続開催ということで、盛りだくさん21世紀の開幕となった。特筆すべきは京都金杯のダイタクリーヴァだろう。昨年のシンザン記念の勝ち馬でもあり、やはりマイラーとしての素質が相当にあったということだろう。今でもNHKマイルCに向かえば勝ち負けだったと思っている。マイルCSの時は、差されたが実は脚を余して敗れたと解釈している。一瞬の脚がないから差されたが、早めに抜け出して押し切るような今回のようなレースをした方が能力を発揮できる。2戦目の松永だが、早くもこの馬の持ち味を理解したようである。四角先頭で勝負あったという感じだった。安定したマイラーというのは、こういうレースをしてもらいたい。今後は1800m〜2000mというレースに出てスタミナをつけることで、府中のマイルを完勝できるようになってもらいたい。エアジハードが叶えなれなかった、父内国産馬による海外GT制覇を目指すのなら。いずれにしても、フジキセキの大躍進は驚異的である。サイレンススズカがいないのが本当に寂しいが、サンデーサイレンス産駒の種牡馬の争いというのが非常に興味のあるものになってきた。 |
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(2001/01/14)京成杯、日経新春杯 |
中山の2000mという非常に重要なレースとなっている京成杯であるが、今年も外国産馬の参加が多く、ダービーに向けての緊張感が早くも出てきたようである。外国産馬のダービー出走の最低条件がトライアルGUの勝利ということで、そこに向けての権利争いも激しくなるに違いない。目が離せない一戦となりそうである。 テンポイントの事故から四半世紀が過ぎようとしている。先週の雪の淀を見ていたら、きのうのように思い出される。現在ではグレードレースの体系も整備され、賞金を稼いでいても重い斤量を背負うことはなくなった。GUのハンデ線も日経新春杯と目黒記念とアルゼンチン共和国杯のみである。ステイゴールドには熊沢に乗っていてもらいたかったが、小さい馬だが58.5キロを克服できるようがんばってもらいたい。トップハンデで格の違いを見せつけることで、存在感を強烈に印象づけることができる。 |