愛しの逸物たち

ガレキの館となんぼも変らん?うーむそう云われるとそうかもしれませんなあ

AMT/ERTL イーグル号

イーグルのボックスアート 記憶がはっきりしないんだけど、これってもともとエアフィックスから出てたヤツじゃないのかなあ(ホークも一緒に出てたよね)。でもエアフィックスにしてはバリとか少ないし(^^;)。AMTかMPC版もあったのかしら。それにしてもERTLはあっちゃこっちゃのキットの金型を買いまくってるような気がするぞ。"スタートレック"モノとかもERTLブランドに化けちゃってるよね。もともとゼロヨン専門の大型トレーラー(そういうレースがあるのよ、アメリカには)のキットばっかり造っているという超謎なプラモデル・メーカーだったERTLに一体何があったんでありましょうか(笑)。さて、お化粧なおししてリリースされたこのキット、箱絵をみると赤いストライプの入ったレスキュータイプのモデルになってる。見た目にカラフルだからかな(一番オーソドックスなタイプはポッド部分は白一色)。再販するならポッドのバリエーションを追加してくれたらうれしかったのに、とか思ったりして(^^;)。

ニチモ・1/200 UボートIX-B(Uー107)

箱絵 ちょっと懐かしい気分になったヒトも多いのではないかな(^^;)。ちょっと前までは日本のプラモデルは陸のタミヤ、空のハセガワ、んで海のニチモ、ってな分類ができておった訳で、このキットも「艦船モデルのニチモ」の名に恥じない佳品。このほかにも1/500の巡洋艦シリーズの「妙高」級も大変よくできておったし、たしかドイツのポケット戦艦(シュペー級)もなかなかの出来ではなかったかと思う。

 このUボートもそんなころのニチモの作品で、オレ、高校のころに一度つくった覚えがあるから、もう20年選手って事になるけど繊細なモールドとかっちりしたエッジは健在でうれしくてつい買ってしまったのであった。値段は当時の3倍ぐらいになってるけどねえ(^^;)。

 一応形式的には9型をモデライズしているけど、もっとも大量に生産された7型との差異はさほどなかったハズなので、しらんぷりして映画「U・ボート」のバージョンをつくる、なんて楽しみ方も出来る。潜望鏡にフィギュアを掴ませれば「レイダース」ごっこも出来ちゃう訳やね(「レイダース-失われたアーク-」に登場するUボートは「U・ボート」で使われたモノを流用してるのは有名な話。ついでにあのドイツの秘密基地もそうだったはず)。

ウェーブ・1/87 66式メーサー殺獣砲車

箱絵 さあ、パラボラファンの男の子のあこがれ、メーサー車だ(^o^)。御存じのかたも多いと思うが、このキットは3年ほど前に一度ウェーブさんから発売されたモノで、その時は定価が7,800円。僕も当時一個はゲットしていたのだけれど、その価格ゆえ失敗したときのフォローが恐くて今まで手をつけていなかった。今回は1個3,000円という大変リーズナブルな値段での再販ということで、うれしくて2つ買ってしまったわけである(苦笑)。

 価格が大きく下がったので、デカールなどで少しばかりグレードを落としての再販かな、などとも思ったのだけれどそんなこともなく、じゃああのときの7,800円ってなんだったの?ってのは言わない約束。入手しやすくなったコトを素直に喜びたいですね。

 ロコのミニタンクシリーズと合わせられるスケール、サービス満点のデカール、高荷画伯のボックスアートと、なにかとうれしいキット。ポインターとどっちから先に手をつけるか、迷いますな(笑)

COMET MODEL製ヴァキュームフォームキット「ノーチラス号」

コメットのノーチラス マイ・フェバリット・キットの一つ。英国はコメット社のヴァキュームフォーム、いわゆる「バQ」であるが大変品質がよく、モールドも繊細でシャープなもの。箱絵と同じシチュエーションを再現するために、スタンドとしてホワイトメタルのイカの足のパーツが付いてるんだゾ(^o^)。

 中もお見せしたいが、イカの足(笑)以外にも細かいメタルパーツが結構あるので、箱を完全にテーピングしてあるんで、おいそれと開封できない。いや、お見せできないのが残念である(^^;)。
 コメット社はこれ以外にもITCの懐かしの名作、「Fireball XL-5」(宇宙船XL5)の大型バQキットや、ウォーゲームのユニットに使えそうなホワイトメタルの小さな宇宙船モデルなどを出していたのだけど、最近とんと見かけないなぁ

アメリカレベル・「カリプソ号」

レベルのカリプソ号のボックスアート

 これもマイ・フェバリット・ワン。模型ファンならご存知のとおり、エアフィックスと並ぶ模型メーカーの老舗、レベル社は、70年代後期からしばらく、鳴かず飛ばずの状態が長く続き、80年代中期以降、これまた伝説的メーカーであるモノグラム社から何名かの設計者の移籍を経てようやく息を吹き返すのだが、その鳴かず飛ばずになる直前の、ロウソクの最後の閃き的な逸品。さめー

 繊細で上品なモールドと豊富なアクセサリーで、パーツを見ているだけで嬉しくなってくる。

 有名な海洋生物学者、ジャック・イブ・クストー博士がフランス海軍から譲り受けた砕氷船を改造して作り上げた海洋調査船、「カリプソ号」の旅はNHKのテレビ番組などでも放映されていたのでご存知の方も多かろう。数々のハイテク調査マシンで海底を探査するクストー博士一行の活躍に「絶対海洋生物学者になるんだ!」って思った御尽も多かったのではないかな(^^;)。
 そういうことで、キット本体もさる事ながら、数々のアクセサリが嬉しいキットであります。高速ゴムボート、ヘリコプターの類から、新設計の長時間潜航可能な潜水具、007ばりの潜航艇、「ジョーズ」でリチャード・ドレイファスも使ってたサメ除けの観測檻、そのうえ、そこに噛み付いてるサメのパーツもあるんだゼ(^o^)。

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