1.一番星
一番ぼ〜しみ〜つけた〜
宵の明星、明けの明星なんていう言葉がありますが、夕方になり、西の空がまだほのかに明るい頃、どちらかというとその西のほうにきらりと光る一番星。一番星の候補として有名なのが金星です。
なぜ金星が一番星として有力候補なのかというとそれは、、、、明るいから。太陽系の他の惑星、火星や木星、土星よりも太陽に近い分、当然太陽の光をたくさん反射して明るいんです。たぶんね。
でも、もっと太陽に近い惑星がありますよね。一番内側を回っている水星です。でも、水星は近すぎて、まだ空が明るいうちに沈んでしまいます。だから一番星にはならない。
あ、でもめったに見られないけれど、場合によっては水星も見えるんですよ。
専門用語では「水星が東方最大離角」なんて難しいこと言いますが、条件さえよければ肉眼でも夕方の西の空に水星、見えるんです。

2002年5月4日
2002年だと、1月12日ってこれはもう過ぎちゃいましたね。あとは、5月4日、9月1日、12月26日あたりが条件よさそう。夕方、西の空を見てみては?(資料提供 白河天体観測所)
あと、「水星が西方最大離角」っていう時は明け方に東の空に見えるらしいんですが、早起きはちょっとね、、、、
次のお話
戻る
ひとつ上へ戻る
てっぺんへ戻る