5年目の夏

 東京電力の不始末おかげで、今年の夏は電力不足が予想され、電力消費のピーク時には停電の恐れまで出てきた。東京電力では、あれやこれやと対策を考えているようだ。

 他の電力会社から電気を供給してもらったり、自家発電機能を持った鉄道などの企業から電気を売ってもらったり、安い契約料の代わりに最大消費電力に制限を設けたり、新しい原発の試運転でできた電力も使っちゃうらしい。

 一般家庭でも、こまめにスイッチを切ったり、エアコンの設定温度を少し高めにするなど、省エネが叫ばれているが、残念なことに、僕にはいまさら協力などする余地はほとんど残っていない。
 というのも、この夏で、冷房なしの生活はなんと5年目(今まで:座間、城山、平塚、高津)。高津に移ってきてからは暖房なしの冬も2回乗り切った。あって当たり前と思っている冷暖房も、なしですごしてみると、どうにかなるもんだ。おかげで、電気代も2000円ちょっとと1年をとおしてあまり変わらないし。

 でも、ふつうじゃないね。