
2002年12月
ポシンタンを食べたい。せっかくよその国に行くのだからそこでしか食べられない(食べない)もの、その土地独特の料理を食べてみたい。僕はそう思います。
韓国料理のポシンタン、漢字で書くと「補身湯」とか「保身湯」とか書くようですがこの料理ご存知ですか。検索してここに来た人は知ってて探してるとは思うけど、何かの弾みでたどり着いた人のために少し説明しときます。
ポシンタンは、市販の旅行ガイドにはなぜか載ってません。まあなぜかとか謎めかして書くまでもなく原因ははっきりしてます。ずばり犬肉料理やから。犬を可愛がる人が多い日本でそんな話を書いちゃったら本が売れなくなるとか、書き手が犬好き(愛犬家)でそんな話は書きたくないとかの事情で書かんのでしょう。
「歩き方」や「JTBガイド」といった有名どころは勿論、コアなガイド本や、自らディ〜プと謳ってるような旅行記でも「市場で犬肉が売られてる」といった程度の扱い(それも否定的なニュアンス)で料理名すら出てきません。こういった扱いをみると馬やら鯨を食べる国民が今更何をって気がしますね。
それでもまあ日本人は「臭いものには蓋」式で知らない振りをするだけやけど、一部の白人さんはマジ切れです。"世界のサッカー協会"のお金儲けの大好きな会長は、W杯の開催が間近に迫った時期に「犬を食うやつの国でW杯は出来ない」とかぬかしました。
韓国の人たちは、よその国の喰いモンにオフィシャルな立場で因縁をつけるような無礼な人の発言をさくっと無視しましたが、韓国の政府は対外的にポシンタンを隠したいようです。例えばソウル五輪のときにポシンタン屋の営業を禁止しようとしたそうで、今でも表通りで営業できないらしいです。
なんにせよポシンタンは旅行ガイドに載ってないので、どんな食べ物か何処に行けば食べられるのかはネットで調べるしかないのですが、食べた体験談はあるものの店の案内については不思議なくらい少ないです。あんまり詳しくやると愛犬家団体に攻撃されるのか、実は店の位置は韓国の国家機密でKCIAに消される(あくまでページがね)のか?
しかたないので、ばたやんと二人で歩きまわって探してきました。