| 種別 | 天候 | 日程 | 
| シーカヤック | 晴れ | 2001年5月19日 | 
| 1.活動報告
 目的:ドリームアイランドへのスニーキング
 場所:三重県 安乗岬 渡鹿野島
 波の高さ:1.5m
 所要時間:4時間ほど
 メンバー:ソリッドスネーク
 使用艇:K-light+(Alファルト)
 >>地図 (別ウィンドウ) | 
| 2.活動資料
 <地理編>
・渡鹿野島
 資料ったって、何をかけと。。。 | 
| 3.詳細
大佐:ソリッドスネーク、久しぶりだな。 スネ:大佐、こんな所に呼び出してなんのつもりだ。
 大佐:うむ、伊勢夢の島伝説だ。以前から噂になっていた、伊勢のドリームアイランドの所在が判明し潜入調査を行なう事が決定した。そこで、アウターヘブン、ザンジバーランド、そして、アラスカ核処理施設等数々の潜入任務をこなした君に指令が下ったのだ。
 スネ:潜入するのは良いとして、いったい何を調査すると言うんだ。
 大佐:ドリームだ。社員旅行で伊勢志摩に行ったら男性社員が皆ドリームを見るという。
 スネ:大佐!それはもしかして、、、そのドリームは金がかかるんじゃないのか?。
 大佐:今回の任務もバックアップは無線による指示のみ。潜入はシーカヤックで行ない、潜入後の装備は現地調達。単独のスニーキング任務だ。
 スネ:自腹かよ!
 大佐:潜入後の連絡は携帯電話を使え。ナムバが応答する。では健闘を祈る。
 スネ:おい、ちょっと待てよ。ガサ入れは大丈夫なのか!
 
 こうしてスネークの突然の任務が始まった…
 
 
 国府白浜でファルトを組み立て、サーファー達に奇異の目で見られる中をスネークは漕ぎ出した。国府はサーフィンで有名だが、この日は(サーファーには悪いが)幸い波も低く、難なく沖へ出る事が出来た。
 50mほど出たところで進路を安乗岬へ向ける。浜では波が低かったが、岬に近付くに連れさすがに高くなってきたな。風もかなり強い。吹きつけられバウが風上に立ちそうだ。斜め後方からの波と風とは嫌なコンディションだが、帰りは逆向きでそれもつらいな。
 そうこうするうちに安乗灯台が見えてきた。む、展望台に観光客がいるではないか。岬の近くはかなり荒れているが、ギャラリーがいては遠回りするわけにはいかない。気合いを入れなくては。しかし岬の周りは海底がけっこう綺麗に見えるな。あちこち岩が出ていて、あまり下ばかり見れないのが残念だ。よし、あの岩をこえれば的矢湾が見えるはず。
 安乗岬を超えると風向きが変わる。神路湖から伊雑ノ浦をぬけ、的矢湾に吹き降ろす風が吹く。この向かい風を漕ぎきれば、いよいよドリームアイランド渡鹿野島だ。ちょいと退屈になってきたし、この辺でナムバに電話して見るか。
 
 スネ:こちらスネーク。ナムバ、応答せよ。
 ナムバ:なんや、何処行っとんね。
 スネ:これよりドリームアイランド渡鹿野島に上陸する。
 ナムバ:そう、、、。あ、なんか、電波遠いわ。(ブチッ)
 スネ:おい、切んなや。ノビ太のクセに!
 くそ、メタルギアのネタ知っとるクセにノリの悪いヤツめ。しかし、渡鹿野島を一周すんのも、面倒やな。はー、弁当食って帰るか。逆風きつそうやし。
 
 その後、スネークは安乗岬で逆風に吹かれ、こけてもいないのに窒息しそうになりながら、必死こいて脱出した。
 
 この話は、メタルギアとはっきり言って関係無い一人遊びであった。
 
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