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伊勢奉納全国花火大会&紀北町大島ツーリング報告書


種別天候日程
シーカヤック 晴れ 7月15〜17日
1.活動報告
 場所:三重県紀北町紀伊長島区 大島
 メンバー:うっきー(Uk)、四日市(Tb)、Kg、Tj、R
 使用艇:カフナ、K-light、Java、ルクシャW、ノードカップ・ジュビリー
 行程:
 7/15    伊勢市にて花火見物、その後に比幾海岸へ移動してサイト。
 7/16
  11:00  比幾海岸から出艇
  11:30  赤野島北端に上陸休憩、その後大島へ向かって出発
  14:40  大島西岸の浜に上陸
 7/17
  09:30頃 大島から出艇
  11:10頃 赤野島海食洞東側でTj沈
  11:20  赤野島に上陸、リエントリー練習
  12:30  赤野島西側から出艇
  12:50  比幾に帰航

2.活動資料
<店情報>
・川十
 宮川の渡会橋右岸にあるうなぎ屋。ひつまぶしがおいしいし、ひまつぶし丼は安い。

・天虹(てんこう)
 伊勢に居た頃ときどき行ってたラーメン屋。夜中までやってる。

・丸太ん棒
 大宮大台ICから42号線を車で南へ2分ほど、大台警察署からなら5分ほどで通りの西側に見えてくるログハウス。
 リゾットやスパゲティなどイタリア料理が中心のレストランで夕方前の中途半端な時間にも営業してるみたい。
 海鮮リゾットの手長エビが好き。

3.詳細
花火ちゃんと撮れてません  15日:12時半住道を出て15時半ごろ伊勢のカヌー屋(ACC)に到着。うなぎ屋川十で食事の後、17時頃花火の見物場所を宮川沿いの道路に確保する。買出しから帰ったところで、RがACCでお世話になってたころ小浜へご一緒したIさんが合流する。
 19時半から花火大会開始。21時過ぎに花火大会が終わるまでぼへ〜っと見物し、ACCに移動。ACC小屋にて道路事情と天気を様子見し、23時ころ伊勢でラーメン(天虹)をたべて紀伊長島へ移動する。

TbとKg  16日:昨夜は花火を見てから夜中に到着したので海の様子がわからなかったが、朝7時ごろ起きて様子をみると波は穏やかで風もない。昨夜の予報で尾鷲で3mうねりをともなうとなっていたが、向きが良くて紀伊長島周辺には波が入らないようだ。数日は波の向きも変わらない予測なので明日まで快適に漕げそう。
むむっ灰色の船が!  食料の買出しと出艇準備が整い、11時頃にUkがJava、Tbがカフナ、KgがルクシャW、TjがKlight、Rがノードカップにそれぞれ乗艇して比幾海岸を出航する。
 もともと比幾で沈脱や再乗艇の練習をするつもりだったが遊泳者が多いので出艇後すぐに比幾のテトラを越えて赤野島へ渡る。赤野島北端までめいめいに好きなように漕いでもらうと、KgはTbやKgに見劣りしない速度を出し、Tjも速度こそでてないけど直進、旋回ともに問題ない様子。
人生2度目の海保職質をうけるTb
 続いて赤野島北面の横波を受ける岩浜に、上陸を強行させたら全員成功。『なんやこれだけ漕げるなら風も波もよいコンディションなので大島までいけるやないか』と暴走ぎみに大島渡航を決定する。初心者が沖に出て楽しいか?ということはすまんが問題外。
 そういうことで赤野島を出て船足が早いUk,Tb,Kgが先行しTj,Rjが後に続く隊列で漕ぎ進む。
 12時半ごろ大島まで2/3程きたあたりで、前に若狭で十数Km程沖合いに出てたときに海保の職質を受け、そのまま陸まで巡視船に伴走されて帰りの十数Kmは休憩なしに漕ぎ続けたって話をしてたら、長島港の方から灰色の船が現れる。
ぞくぞくと大島に打ち上げられる人々
眠る眠る  「そうそうあんな感じ」とか言うてたら、案の定その船は国旗を掲げてて、先行組に近づき動力を落として職質を始めた。
 先行組が受け答えする内容は聞こえないけど職質を受けるのを見ていると、ここから休憩もなく引き返す航程が嫌でも思い浮かび内心へこむ。
 幸い今回は特に航路の邪魔ということではなかったらしく、気をつけてくださいとの一言をのこして巡視船は去っていった。しかし再び漕ぎ出しても、内蔵をぐっと握られているような重いヤリスギタ感が続く。隣で漕いでるTjも職質で手を止めてる間に船酔い気味になったらしい。
 大島から西に伸びる岩礁の端で先行組が待っていてくれたので、巡視船とどういうやり取りをしたのか聞いてみた。職質経験豊富なTbが友好的で問題ないものだったというので、少し気が楽になる。そこから岩礁に咲く花を眺めつつ最後の航程を漕ぎ切って、2時頃大島西岸に到着すると、さすがに初心者のTj、Kgともにぶち倒れる。
うひひひ、火つけちゃうよ
熱いって  暑くて食欲が湧かないが、とりあえず昼食にツナパンを食べ、フライシートをタープ代わりに張って食料品を日陰に入れる。
 次は皆で灯台見物をと思ったが夏草が生い茂りアプローチする気力がなえる。その後は時々思い出したように泳ぐひとやら、薪を集めるひとやら、地上絵を描くひとやらがいるが、すぐに暑くて活動する気力がそぎ落とされる。波の音とホトトギスの鳴き声が一日中響く不思議な環境に皆が寝込む。
 退屈したKgが日没前から焚火に点火するが暑くて誰も近寄らない。
 日が暮れてもまだ暑く焚火に寄る気がしないので、焚火から遠くはなれてパスタを作り飲食する。おかげで闇に目がなれて星空が良く見えゆっくりすごすことができた。23時を回ってめいめいテントに入り就寝する。

大怪獣マルギラス さて帰るか
 17日:6時前に起きだして海岸を歩き回ると砂浜の潮干帯一面に何かが潜り込んだ穴がブツブツとあいている。食料調達を目指してTbが潮干狩ると、わらわらとマルムシを掘り当てる。これは食べらんないので煮麺で朝食。
 ぼつぼつと身支度を整えて9時半すぎに大島を後にする。今日は珍しくTbがJavaにのる。あいかわらずKgがいい速度を出してるのでUk、Tb、Kgが先行しTj、Rjが後に続くが、復路は追い波を受けるのでTjも昨日より進みが速い。途中で一度集合して後半はKg、Rが先行し、Uk、Tb、Tjが後を追う。
珍しくJavaにのるTb なぜこんなに漕がされてるのか自問自答中のTj
余裕かますKg 目指すは赤野島
馬乗り再乗艇、成功するのはだれ?
 11時前に赤野島の南端に着いて海食洞を偵察すると充分に潮が満ちていたので、Tb、Kgは海食洞を抜けて赤野島西側へ出る。Tjは船酔いと言うてたのでそのまま東側から上陸するかと思ったら、海食洞もいっとくということで洞口に近づくが、侵入路を探すうちに横波を受けて沈。そういやTjにはまだ再乗艇を教えてなかったなと思いつつレスキュー。でも沈のおかげで船酔いがおさまったようす。Uk、Tj、Rはそのまま東側から赤野島へ上陸する。
くらえ まっきゅ パドルフロートはこうっすね
 西側から上陸したTb、Kgと合流した後、今更ながら再乗艇の練習会を開催。馬乗りとパドルフロートリエントリーを一部オチを交えて説明し、1時間ほど皆で練習する。12時半過ぎ赤野島を出て比幾海岸へ帰航する。
大台の山々を背景にUkさんから最後のお言葉です
 16時ころ古里温泉を出て、丸太ん棒で遅い昼食をとって大阪へ。
リエントリが何ぼのもんじゃい

ほなかえろか




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