種別 | 天候 | 日程 |
シーカヤック |
晴れ |
2006年5月3〜5日 |
1.活動報告
場所:岡山県日生 鹿久居島、鶴島、明神島、鴎島、大多府島、頭島
メンバー:税理士さん(Jn)&ハル(Hr)、バタやん夫妻(Kw)、うっきー(Uk)、なむば(Nm)、R
使用艇:K-light exp、K-light+、K-light、Java、ルクシャW、ノードカップ・ジュビリー
行程:3日、兵庫県赤穂市入電から出航。鹿久居島東部南岸の湾奥にサイト。
4日、鶴島、大多府島、頭島をめぐり鹿久居島へ戻る。
5日、鹿久居島を発ち入電へ帰航する。
|
2.活動資料
日生諸島:大阪や神戸から近いせいか、瀬戸内全域がそうなのかわからないが、これまで漕いだ場所に比べて水はかなり汚れている。油が浮いてたりおかしな臭いがしたりとあんまり泳ぎたくない雰囲気なんで、真夏に来るのは暑くてしんどそう。
しかし、多島海で景色がとてもよく、無人島もよりどりみどりでサイト地に困らないのが魅力。春、秋のキャンプツーリングにもってこい。
鹿久居島:岡山県最大の島で東西にかなり大きい。島西部は人が住むが東部は無人。南側にサイト適地が多く、景色も良い。釣りの好ポイントらしいが、投げ釣りでは釣れる気配なし。
島南東のサイト適地の近くには、鶴島、明神島、鴎島がありアイランドホッピング、散策に適する。
入電:湾内(入電池)及び南側に浜があり出艇に適する。湾口の突堤では投げ釣りが盛んなので、帰航時は東側から回り込むほうがいい。
|
3.詳細
5月3日:
4時すぎ赤穂の入電池(にゅうでんいけ)南側にR車到着。8時すぎJn車到着。買出し、食事の後、艇準備して昼すぎに出艇。Jn、Hr、バタやんの三人がK-light、Java前席にバタ奥様でUkがタンデムエンジン、NmがルクシャW、Rがノードカップ。
入電を出てすぐ鹿久居島の東端沿いに南下する。ハル艇とタンデムJavaがきつそうだけど、2時間ほど休憩なしで鹿久居島南岸東よりにある湾奥のサイト地へ。
サイト設営して薪を集めたらさっそく釣りチーム、磯ものチーム、潮干狩りチームに別れて食料調達へ。潮干狩りチームは鶴島、明神島、鴎島を偵察するが砂浜がなく潮干狩れず。仕方ないので鴎島でカメノテをとって帰る。釣りチームの収獲もなぜかカメノテのみ。磯ものチームは薄いカサガイが少々。しかたないのでカメノテと貝を炙ったり茹でたりして食べながら、各チームとも明日以降も収獲が絶望的なことを報告しあう。
とりあえず炭水化物は豊富なので、夕食はパスタを茹でてペペロンチーノを作る。けっこう旨くできたが調子にのりすぎてオリーブオイルを使い果たす。おかずはダッチでキャベツの丸炊き。
日が暮れて、焚火を囲んで飲食しながら明日の行動を相談する。計画では鹿久居島でのんびりとしつつ、各自自由行動で食料調達する方針だったが、どいつもこいつも大多府島あたりでこっそり魚介や酒を買い出す気がばればれなので、明日は皆で一緒に買い出しツアーへ行くことに決定。22時半焚火が熾き火になったので就寝。
5月4日:
8時ころ起きだしてパンで朝食をすます。装備をサイト地に残して皆でアイランドホッピング(買出し)に出発する。奥様そのままでJavaエンジンにバタやん就任。換わってUkがK-lightを漕ぐ。
まずサイト地の湾口にある鶴島へ渡って島内を散策。島内のあちこちにある碑をめぐりながら、次に大多府島と頭島のどちらに渡るか相談するが、地図に小学校が載ってるので店もあるにちがいないという意見がでて大多府島へ行くことになる。
半時間程こいで大多府島へ到着するが、浜にいたオジサンから島内に食堂も食品店もないと告げられる。とりあえず島の中心部へ向かうが確かになにも店がない。海上タクシーにのって日生へ行こうとしたが、2時間以上便がないので断念。希望を頭島へつなぐ。
暴走ぎみの艇がいてるのでハル艇を先頭にオフサイドラインを設定。そうこうするうち半時間たらずで頭島の外輪海水浴場に到着する。
海上ですれ違ったシーカヤッカーや海水浴場にいたお母さんにJnさんが聞いたとこによると、港にいくつかお店があるとのこと。島内の小道をぶらぶらと5分ほど歩いて港へ出る。港の外れに小さいお好み焼き屋を見つける。小さすぎて7人はいれなかったけど、天気も良かったのでござを敷いてもらって表で食べる。魚は売ってなかったが、卵とトマトとビールを入手してサイト地へ。
夕食はダッチでカレー。ご飯もうまくたけてとてもおいしかった。夜更けまで楽しく焚き火を囲む。Msの怪談話を再現してたら足から流血。火の周りで踊ってるときに、炭を踏んでヤケド。22時半月が山の端に隠れたので就寝。
5月5日:
カレーとご飯の残りをリゾット風に煮込んで朝食にする。食後、サイト地を撤収して出航。サイト地から湾を南東へ漕ぎ進むうち、灯台手前でスナメリの群れにあう。ときどき浮かんでくる背中を皆ぼ〜っと眺めるが、イルカと違ってぬぺっとしている上に、跳ねたり海面を叩いたりしないので盛り上がりに欠けるなぁとか思うのは私だけでしょうか。
灯台を回りこんだ後、2度ほど上陸休憩をいれて入電へ。2度目の休憩後、バタやんとNmが交替し、なむば最後のJavaエンジンに就任するが、乗艇時にバタ奥様を巻き込んで今回唯一の沈。沈が悔しかったのかその後ハルラインをぶっちぎって、さっさと帰ってしまう。
上陸後、片付けて赤穂御崎温泉へ向かうが片っ端から外湯を断られる。GWのためらしいが、こちらが何も言う前からお断りされるあたり、小汚いから断られてるような気がして仕方ない。やっとこさ鹿久居荘で外湯と食事にありつく。食後大阪へ。
|