種別 | 天候 | 日程 |
シーカヤック |
曇り時々晴れ |
2006年8月12,13日 |
1.活動報告
場所:三重県紀北町紀伊長島区 赤野島
目的:
・カレー屋さんとIさんをシーカヤックにご案内
・我々のカレーはどうなのかってところをプロの料理人に見てもらう
・紀伊長島のマスコット「マンボウ」で新メニューを開発する
メンバー:Jn、Nm、Wk、Iさん、カレー屋さん、R
使用艇:K-light exp、K-light、Java、ルクシャW、ノードカップ・ジュビリー
航程:
8/12
16:00 比幾海岸出発
16:20 赤野島 北西の岩礁を通過
17:10 赤野島西岸ぞいに南下、南よりの浜に上陸サイト
8/13
09:20 赤野島から東側へ出艇
09:45頃 赤野島南端でWk&Iさん沈
10:20 赤野島に西側から再上陸、休憩
11:15 艇を交換して再出発
12:00 比幾に帰航
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2.活動資料
<地理情報>
・赤野島
三重県紀北町紀伊長島区
複数の小島が砂浜で連結したような南北に細長い島。島の東側は外洋に面し波があるが、西側は穏やか。シーカヤッカー、遊泳客等の来島者をよく見かける。夏休み中は子供づれでキャンプしている人も。
一番北のビーチは満潮時にかなりの部分が水没する。サイトは@の浜の北よりかAの浜の南よりが無難。
Dにかなりでかいモニュメントがある。
Eに海食洞が貫通。東側に隠れ岩があるため、潮が引いてるときと波が高いときは通過不能。
<料理>
・マンボウ焼き(イカの替わりにマンボウの切身を入れたイカ焼き)
材料:マンボウ肉、タコ焼きミックス、卵、サラダ油、お好み焼きソース、水
道具:刃物、食器、イカ焼器
(>>詳細)
作り方:
一、マンボウ肉を皮からそぎ落とし、小指ていどの大きさに細切りしておく。
二、食器に粉を入れ卵でねり極少量の水でといて生地を作る。
三、よく熱して油をひいたイカ焼器にマンボウ切身を並べ、生地を2さじ程度かける。
四、イカ焼器を蓋して、両面15秒ほど焼いたら出来上がり。
その他:マンボウは道の駅紀伊長島マンボウで購入。
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3.詳細
今回の活動はいつもとちょっと違います。いつもの探検仲間に加えてRがよく行くカレー屋(>>カレー屋「カルダモン」)の店長さんが参加です。Rがカレーを食べながらカヤックの話をするんで、カレー屋さんはカヤックに興味を持ってしまい、今日はお盆で店を休みにしてやってきはりました。
それから、WkのともだちIさんも初参加。川活動が多いWkもシーカヤックは2度目。
そういうことで今回は漕ぐのは控えめで、食事はもちろんカレーの予定です。とは言ってもカレー屋さんに料理してもらうわけではありません。我々としても活動でしょっちゅうカレーを作ってるわけで、時にはすんごく旨いカレーができるときだってあります。だから今回は我等のカレーをプロの料理人に食べてもらおうといいう計画です。
朝はやくからRの車庫に集合して大阪を出発。と思ったら艇積み込み担当のNmが寝坊かましてくれました。仕方ないのでNmには別ルートで現地に向かい、途中の道駅大台で食材を買出してもらいます。
道駅紀伊長島マンボウでNmと合流してマンボウ肉を調達。とりあえず表の屋台で売ってるマンボウの串焼きを皆にたべてもらったところ、そこそこ好評です。これならマンボウ焼きもうまくいきそうです。
そうこうして紀伊長島は比幾海岸に到着。曇り空なんで初めての人には体力的にらくでしょう。
ではさっそくですが、カレー屋さんは初カヤックなんでまず沈脱体験していただきます。せっかくだからIさんもやっときますか。カヤックの楽しいところを聞いて来たのに、いきなり転覆の練習から始めるなんて詐欺にあった気分でしょう。まあそのうち沈も楽しくなるから大丈夫です。気を取り直して行きましょう。
JnがK-light exp、NmがルクシャW、Rがノードカップなのは毎度のこと。あとはWkとIさんがJavaにタンデム、カレー屋さんがK-lightに乗り込みます。
カレー屋さん来る前は30分も漕げるか不安と言うてましたが、実際にカヤックにのったら思ったより軽く進むので安心してもらえたみたい。IさんもWkとタンデムで快調そうです。とりあえず赤野島の北西にある岩礁までこいで、少しアップダウンのある波を体験。それから赤野島の西岸沿いに南下します。一番広い浜には先客のパーティーがいたので、もう一つ南の浜に上陸。
さっそく荷物をおろしてサイトを設営に取り掛かります。テントやタープを張り終えカレー作りに移ろうとしたところ、JnとNmは一品そえると漁に出かけ、ベラを4匹とってきました。いつもは坊主なのに珍しいこともあるもんです。そんなこんなで魚さばいたりでぎゃあぎゃあ言うてる間に、結局カレー作りはカレー屋さん中心にお願いすることになりました。
次はマンボウ焼きにチャレンジ。しかしこのマンボウ肉、パッケージから出したらやたら長くて皮が硬いです。ろくな刃物がないRには手も足も出ず、ここでもカレー屋さんにお願いすることに。カレー屋さんは野外料理の経験があまりないので上手くできるか不安とか言うてはりましたが、色んなジャンルの料理店で修行してこられた人なんでばっちりプロの技を披露してもらいました。
しかし我々の料理をプロの料理人に食べてもらうという目標はどこにいってしまったんでしょう?
明けて13日。
さて今日は赤野島の西側からカヤックを出して、すこし外洋側を漕いでみる予定。西側の浜は軽くブレイクしてるようなので、波の中での出艇をJnさんが説明してます。
それでも初めての人たちは不安げなんで、とりあえずスイカ割りなぞしてテンション上げて見ます。
でもテンションが上がったのはどうでもいい人達ばかりのようです。
とりあえず、昨日とおんなじ舟割りでなれた艇に乗ってもらい出艇しましょう。海食洞は波が高くて入れないので南端から島をまわりこむことに。
赤野島南端の岩礁では、波で横滑りしたJavaが岩礁に近づきすぎ、“東映”波を食らって沈。やるんじゃないかと警戒して背後についてたんで、すぐに岩場から引き出して再乗艇してもらいます。
そんなことしてたらちょっと疲れたみたいなんで、赤野島西側に回り南から2番目の浜に上陸して一休み。
最後の航程は赤野島の島影なんで、せっかくだからWkとIさんにもソロで漕いでもらおうと艇を交換。
IさんがルクシャWに、WkがK-light exp、カレー屋さんがノードカップ、RがK-light、JnとNmはJavaに乗艇。
Javaに乗り換えたとたんJnとNmがしゃぎだしたので、RもK-lightをJavaにつなぎ海上でJavaに移乗。
3ケツでは重すぎでJavaが沈んでしまうけど、なかなか楽しい。それからNmがRを肩車して漕いだりしてるうちに比幾に到着。
そういうことでツーリング終了です。あとは古里温泉入って飯食ってかえりましょう。
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