
| 瞳の破片 空から涙が零れて 僕は樹の下に隠れた いつも晴れていた 今日も晴れのはずだった... 突然の哀しみが 空を曇らせて 貴方の瞳から 一粒の破片が落ちた その破片はキラキラ輝いて 僕の目の前で静かに溶けた 雨が急に強くなって... 貴方の瞳からたくさんの破片が落ちて... 僕は樹の下から飛び出した 貴方の涙から逃げていた… 僕はそっと貴方の手を包み 哀しまないでよ...って呟いた 空にはまだ虹は架からないけど 貴方の瞳の破片は もう零れてはいない 溶けかけた破片に 僕の吐息が重なって 貴方は笑顔になった |
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| 星空の願い 空に願掛けをしても 決して夢が現実になるわけじゃない それでも願ってしまうのは... 何故なんだろう 絶対に叶わないと知っているのに... 僕は星空に願っているのだろうか みんなは星空に願っているのだろうか 僕は星空に誓いをたてている それを人が"願い"と呼んでいるだけ... 空に散らばる光が ひとつだけでも良いから 僕の言葉を聴いてほしい 黒い世界の一粒の砂に 言葉が届けばいい 星空を見上げる いつもの光が 今日は一段と輝いて見えた 僕は静かに心を呟いた...... |
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| 夜空の絵描き 太陽は静かに眠りに就き 月が輝く時間になりました それなのに... 何故貴方はまだ泣いているのでしょう もう空の色も変わっています 貴方の気持ちが空に浮かんでいるのです それなのに... 貴方は其処を動こうとしないのですね 貴方と交わした最後の約束が 夜空に描かれていきました 貴方と交わした互いの気持ちが 夜空で輝いています 貴方の涙ですら あの空では輝き笑顔なのです それなのに... 何故貴方の瞳は濡れているのでしょうか 僕はあの空に絵を描きます 貴方の肖像画なんて とても難しくて描けません 遠くの山の風景画なんて そんな美しさは表現できません でも...もっと美しいモノを描いてみせます 貴方の心の中で静かに輝いている 小さな熱を空に描きます だから... 貴方の心に星の灯を燈したいのです いつまでも消えることのない あの空の星を掴んで 何もない貴方の心のキャンパスに そっと描き込みます そうすれば... きっとあの夜空よりもずっと綺麗な星が 見えるようになるでしょう きっと...きっと...... |
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