zero

 たとえその場に何も無くても
 僕がいるから大丈夫だよ
 たとえ君の周りから誰もが消えても
 僕はずっと一緒だよ

 恋人よりも親友よりも
 僕は君に一番近い
  ... 今一番頼れる人
 君は僕にそう言った
 親友と喧嘩して
 恋人の事心配して......

 何も無くなった君の心には
 僕が入り込めない事は分かっている
 でも心に少しで良いから
 光を残す事はできるよ
 君は自分を変えようとしている
 見守っててねって...
 自分を好きになりたいんだ

 恋人より近い 親友より仲が良い
 でも二人の間には...
 何も生まれない

  one

 一粒の砂に願いを込めて
 君はあの人の所に歩いてゆく

 誰が恋をしちゃいけないって決めたんだろう
 堂々と恋をしちゃいけないんだろうか
 みんなが眼を光らせて
 誰が"恋"してるのかを探っている
 誰かが誰かと恋をしちゃいけないのか

 一粒の砂に込められた
 君の願いが今あの人に...
  two

 2時間電話してた
 ずっと君の声を聴いていた
 でも 哀しいのに
 涙が出てこなかった

  ... もう終わりかもしれない
 君の気持ちが伝わってきてるのに
 前はそのくらいで泣いたのに
 僕は強くなったのかな
  ... 少し距離を置く事にした
 君は親友と別れた
 僕の二の舞はさせたくなかった
 二人が合わなくても
 君は親友を大切にしてた
 君は泣いた 僕はただ静かに聴いているだけ

 親友っていうのが
 一番壊れやすい関係
 一日で親友がただの他人にかわる
 僕は君に何も言えない
  ... 焦らずにね
 君に言われてた言葉
 そっくり返す事しかできない

 数あるモノは
 やがてバラバラになる
 いつかの僕と"あの人"のように......
  three

 三つ数えたら上がっていいよ...
 僕は最後まで数えられなかった

 昔から"3"ってのは好きになれなかった
 中途半端だし...
 でも僕らは三人一緒だったよね
 僕の周りにはいつも二人いた
 絶えずその二人は変化してゆく
 変わらないのは僕の心と存在だけ...

 ずっと三人一緒だよ
 ガキの頃の誓いなんてずっと忘れてた
 僕らは三人いなきゃ何も出来なかったのに
 いつも誰か一人が欠けていった
 そしてもう一人が加わった
 今はバラバラ
 ずっと"3"を誓い合った奴らとも
 もう喋らない

 三つ数えたら上がっていいよ...
 僕の周りをいくら探しても
 三つのものはもうない...

  four

 階段を昇る
 君がいる4階までは
 あと何歩で着くだろう

 そっちは眺めが良いでしょ
 僕も其処にいると
 心の奥まで見えるんだ
 今すぐ行くから待っていて
 君の足跡辿って行くよ

 誰かの涙が落ちている
 独りになりたい時
 皆ココに来るんだよね
 僕もココで思いっきり泣いた
 誰かに聴いてもらいたくて
 誰かに言ってもらいたくて
 ずっとずっと泣いてた

 もうすぐ君のいる4階
 君は笑顔でいるんだろうか
 今行くから...
 絶対涙は零さないでよ...

  five

 5時の電車はもう行ってしまった
 君の事だけを乗せて......
 すぐ行くよって言ってたけど
 僕は寄り道してしまった
 この電車は帰ってこない
 君は僕の元から去ってゆく

 放課後5時に待ち合わせ
 君が待っているのが見える
 でも僕は君の所には行けない
 優先順位が間違ってるんだよ
 君が一番 仕事は二番
 でも僕は6時に行った

 君はいない 風が冷たいよ
 君の足音がまだ残ってるようで...
 僕は君を追いかける
 何処にいるかなんて分からないけど
 君に会いたいんだ

 今日で5日目...

  six

 あと6回君を考えたら
 僕は電話を握るだろう
 あと少し君を想ったら
 僕は泪を拭くだろう

 もうこの誓いたてたの何回目だろう
 結局出来ないのに強がって
 無理して勇気を出させようとする
 今まで何回6がまわっていったのだろう
 きっとこのまま
 僕は何も出来ない

 明日になったらこう言おう
 結局顔すら見れないし
 結局声すら聴けないし
 君の事考えてるのに
 君の事想ってるのに
 僕は何も出来ない

 あと6回…あと6回…
 あと何回"6"を数えれば
 君に想いを伝えられるんだろう



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