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誰かと笑っているとき
僕は独りを知る
たった一人のときより
皆といるほうが孤独を感じる
誰かが笑っているときが
僕にとって独りの時間
みんなの中に必死で溶け込んで
淋しさを紛らわせてた
でも本当は独りぼっち
みんなに当たる光が
僕のところまで届いていないような気がする
みんなの中で話題を提供するだけのピエロは
ただそれだけの存在でしかない...
誰かと話してるとき
僕は独りを知る
右から左の誰かの声も
僕の心までは届かない
誰かが話してるときが
僕にとって独りの時間...
でも僕はそれを拒まない
独りであることを嫌がらない
もう僕は知っているから
僕は独りぼっちだということ...
加害者
みんな自分が大切だったから
君は独りぼっちになった
誰かの一言によって
自分が独りになることを恐れ
君を標的にしてしまった
もうあのときの奴らは忘れてるみたいだけど
でも君は許してはいないよね
独りにされた哀しみは
君にしか解からないこと
あのときの苦しみを
時間だけで解決しようとしたって無理だよね
君をほんとに嫌いだったのは
僕らの中の何人かな
今訊くと必ず他人の所為にする
僕も独りは嫌だったから
君は嫌いじゃなかったのに...
僕は自分が大切だった
僕が安全だったら君がどうなっても良いと思ってた
だから君は独りぼっち...
君の心を吹く風は
どうやったら止まるのかい
あのとき開いた穴を塞ぐには
何をすれば良いのかい
君に訊ねることしかできない加害者は
何時まで経っても加害者のままだろう...
今でも自分が1番大切だから...
声
届かない 叫んでも
聴こえない 喋ってる音が
壁がある 僕の周りに
届かない 叩いても
届かない 喚いても
届かない 何をしても...
誰も見ない 届いてるのに
誰も聴かない 届いてるのに
壁は壊れない いくら頑張っても
誰も相手にしない 届いてるのに
誰も同情してくれない 涙が零れてるのに
誰も何もしてくれない 届いてるはずなのに...
何時まで待てば 見てもらえるのか
何時まで耐えれば 聴いてもらえるのか
何も反応しない 壁に訊ねても
何時までここにいれば 相手にしてもらえるのか
何時まで泣けば 涙を拾ってもらえるのか
何時まで我慢すれば 届くのか......
懐中電灯
電池の残量が減り
僕を照らす明かりも次第に弱くなってきた
暗がりに座り込んでる僕の隣には
暗闇と静寂しかいない
腕は涙で濡れていた
僕は何処を見てるんだろう
暗闇に眼を向けても
何も現れてきたりはしない
自分のいる場所さえ解からなくなってきた
ただ聞こえる僕の呼吸の音が
だんだん弱くなってきているような気がする
暗闇が怖くて
僕は消えそうな懐中電灯を振った
たまに見える明るい光も
もうすぐ終わりそうな予感で
僕はそのまま目を閉じた
暗闇が怖くて
僕は目を閉じて自分の造る暗闇に逃げ込んだ
呼吸の音さえ聞こえない
本当に暗い世界の中で...
僕の心を照らしてくれるなら
ほんのちょっとの灯りでいいから
懐中電灯を捜してる
その光は弱いけど
暗闇じゃなくなればそれでいい
電池の順番を入れ換えても
懐中電灯を激しく揺すっても
もう僕の心を照らす光にはなりはしなかった...