音

君と僕を繋いでいた音が消えた
静かな部屋
何も動かない...

当たり前が嬉しくなった時
...もう遅かった...
君と僕を繋いでいた音が消えた




 ハンドル

自転車のハンドルが
何故か左に曲がっていた

...何か僕らに似ていた




 椅子

何も言えずに座っていた
人の言葉が頭の上を飛び交い
でも僕の周りだけ静寂で...

...ツマンナイ?

椅子にまたがって僕にそう言った
何だかとってもあったかだった...




 後ろ姿

何も言えなくて
静かに後ろ姿を見送った

...何も言えなくて...




 風に...

何も考えてないようで
ちゃんとした存在を証明している

...そんな雲でありたい




 着信音

貴方からのメールの受信を
着信音は静かに告げる

何だか今日はいつもより多かった...