春の唄
薄桃色は空を舞う
風は僕らの間を走り
つないだ手の隙間がひんやり冷たい
春は優しく二人を包む
愛の調べを奏でてくれる
足元に敷き詰められた桜の絨毯を
二人で一緒にそっと歩いた
柔らかい空気の中で
僕ら二人は春を感じる
貴方は頬を桜色に染め
素敵だね って呟く
桜の花が見守る下で
貴方にそっと口付けを......
春は二人の時間を止めて
ずっとずっと唄っていた
こんなに春は優しいんだ
桜の花びらが降る公園で
僕らは一緒に春といた
心地好い風を暖かな日差しの中で
僕はもう一度口付けをした......
月夜の波
大きな珠が空にあった
静かな浜辺の小屋にひとり
僕は波の音が好きだった
夜の静けさに波の音だけがあった
僕は小屋の中で息を潜めていた
言葉を出すと波が消えそうで
静かに大海の偉大さを聴いていた
小屋の外は真夜中なのに明るく
波は光を反射させて
あちこちで輝きを見せていた
海に映る歪んだ月は
波に合わせて揺れている
足に絡む砂なんて全然気にもせず
ただ波を眺めていた
だんだん水の音が大きくなるように感じて
僕はその冷たさに触れてみた
波は静かに法則通りの動きを繰り返し
月も空を動こうとはしなかった
長い夜だった...
僕は浜辺に座り込んで
そのまま深い闇の世界へと旅に出た
雲の囁き
空は青かった
何処までも続くような高い高い空だった
空に飛行機の機体を反射した光が見えて
見えない事を知っててもつい手を振ってしまった
空の端っこの方に雲はいた
天に姿を出せば良いのに
隅の方にしか雲は無かった
雲は青い空を泳ぎたそうだった
でも動かなかった
僕の問いかけにも応えようとせず
雲は何処かに焦点を合わせてた
空は透明だった
何処までも見えるような透き通ってる空だった
空に誰かの手から離れた風船が飛び
届かない事を知っててもつい跳んでしまった
空の端っこの雲は動かなかった
ひたすら何かを囁いていた
空の隅でたったひとりで誰かを求めていた......
I can't stop loving you.
ずっと前から言いたかった
でもずっと言うタイミングを逃してた
君の笑顔を見るたび
自分の表情を心配する
僕は君を支えていない
僕は君の横にはいない
でも君を想う気持ちはきっと
誰も負けないよ
君を愛せずにはいられない
ずっとずっと言いたかった
君は僕に気持ちを表してたのに
僕は何一つ伝えてなかった
君を愛せずにはいられない
この気持ちは抑えきれない
この言葉がつまってて
他の言葉を喋れなかった
I can't stop loving you.
今度は僕が君を想う番だよ
君が僕に伝えた心を
やっと受け入れられたよ
I can't stop loving you.
もう君を想わない時間なんてなくなった
だから言わせてよ
この言葉を......
...君を愛せずにはいられない