昼下がり

 あいつが泣いた
僕の前で急に
 あいつが泣いた
何も言わずに
 あいつが泣いた
何も言えずに
 あいつが泣いた
...辛いって泣いた




 鳴らない電話

電話をしない
メールも来ない...

それでもあいつを真友と呼べるのは
たぶん絆があるからなんだろうな
想い出が繋げてくれてるからなんだろうな




 泥

白粉塗って言葉を飾る
傷付けないように
丸く...丸く...

貴方に届いた言葉には
ちゃんと白粉塗ってあったでしょうか

...泥ではなかったでしょうか




 不信

ずっと待っていたのに
貴方はやってこなかった...




 心閉鎖

...わかってほしいとなんて思わない




 粘土細工

小さい頃図工があった
粘土をこねくりまわすと
どんなカタチでも作れた

...怪獣 機関車 お城

でもどんなに一生懸命捏ねても
友達だけは作れなかった...




 外側

貴方は他人...
其れを見せつける為
貴方に背中を向けた

...でも本当は
泣いているのを見られたくなかった
貴方と別れるのが
寂しかっただけなんだ...