ベランダ
後ろを振り向くと君の家が見える
ベランダに君が立っている幻が見える
今日は其処から見てるって言ったよね
でもいなかった
何度も振りかえってたけど
君は何処にもいなかった
淋しいよ 逢いたいよ
君の名前が欠席者のところにある
君が学校に来れないのは知ってる
でも僕は毎日君に会いに来てるんだ
君と喋りに来てるんだ
誰もいないベランダに向かって
僕は大きく手を振った
何か動いてほしかった
でも何も無い
君の声が無いと切ないよ
泣きたくなって叫びたくなって
僕はたまらなくなって
君の電話番号を押した......
君の事が見たいよ 君と喋りたいよ
でもココに 君の姿は見えない
いつまで
いつまで僕は待っているんだろう
もう目の前にあるのに
いつまで僕はそれを待ち続けるんだろう
手を伸ばせば届くよ
でも僕はそれが近付くのを待っている
君と喋れる
君と笑える
今までこんな事出来なかった
君は笑顔で応えてくれるし
それに君から話題を出す事もある
誰かがいると話しずらいのに
二人だけだと話が出来る
他の人は知らないはずで
普通に接しなければ解かられるのに...
君が誰かといるときは
僕は遠くでため息をつく
別れの挨拶
ばいばいなんて
やって当然の事だと思ってた
でも僕らは出来なかった
すれ違いの空気は異様に重かった
たいてい僕が後ろ姿にサヨナラするけど
君は必ず振り向いてサヨナラ返す
恥ずかしくて照れくさいから
無理してる笑顔で別れの挨拶
こんなに前進したのに
いつまで君を待ち続けるんだろう
あと3歩も歩けば君の元に辿りつくのに
僕はいつまで待っているんだろう
君からこっちに歩いてくれるのを
僕はいつまで自分に甘えていくんだろう
接着剤
君はようやく笑顔を取り戻した
あの人の心に君の灯がともる
何ヶ月だろう
君が独りで歩いてた時間
胸がキリキリ痛くて
口元に淋しさしか見せなくて...
やっと見れた 君の喜ぶ顔
あの人の隣に
君の姿があった
"親友やめよう"って
たった一言で君は光を失った
歩く道が見えなくなった
君の心とあの人の心
つないでた橋は崩れてしまった
どんな方法で橋を直したのか
どんな接着剤で二人をくっつけたのか
僕は知らない
でもその接着剤
今度は強力だといいな
絶対離れて欲しくない
君の笑顔 ずっと見ていたいから...
逃避
もう逢いたくない
もう笑いたくない
自分の弱さを認めず
弱さが見えるものを避けるようになった
君の事考えてると
自分がものすごくちっぽけで
なんの力も無い事を感じる
そしてやる気を出さず
また目の前を時間だけが通り過ぎる
もう考えたくない
...もう泣きたくない
自分の過去を振り返らず
未来を求め...でもやろうとはしていない
君の事見ていると
自分がものすごく愚かで
自分の本当の性格を知る
そしてまた嫌な奴になり
目の前を"トモダチ"が過ぎてゆく
僕は逃げ出した
君の事を考え続ける生活から逃げ出した
"負けイヌ"なんだよ
そんな事は知っている
でも真向から勝負する事は無理...
そして僕は......逃げ出した
逢えない時間
君に逢えない時間が
何故か僕を変えさせた
君の姿を見るたび
涙を落とす僕の心は
君と逢えない時間のうちに
強くなっていくだろう
君のコト考えないと
君のコト悩まないと
ごく普通に君を見れる
今まで君の方を向くのにも
胸がしめつけられて
泣きたくなってたのに
逢えない時間が僕を強くした
今まで
君のコト考えてない時間はなかった
だから毎日切なくて
だから毎日哀しくて...
君の笑顔が頭から離れなかった
昔は一緒に笑ってたのに
今僕は 君に遭えない
顔を合わせていても
心から君と出遭ったあの日は
もう二度とやってこない
君と逢えない時間
なんだか切なくて
一人涙を零してた
でもその涙もったいなくて
僕は心を改装した
君と逢えなくたって
君と笑えなくたって
大丈夫だよ
もうすぐ僕らは
出遭えるんだから