ベランダ

 後ろを振り向くと君の家が見える
 ベランダに君が立っている幻が見える
 今日は其処から見てるって言ったよね
  でもいなかった
 何度も振りかえってたけど
 君は何処にもいなかった
  淋しいよ 逢いたいよ
 君の名前が欠席者のところにある
 君が学校に来れないのは知ってる
 でも僕は毎日君に会いに来てるんだ
 君と喋りに来てるんだ

 誰もいないベランダに向かって
 僕は大きく手を振った
 何か動いてほしかった
  でも何も無い
 君の声が無いと切ないよ
 泣きたくなって叫びたくなって
 僕はたまらなくなって
 君の電話番号を押した......

  君の事が見たいよ 君と喋りたいよ
 でもココに 君の姿は見えない

  文字の会話

 3回着信音が鳴る
 僕のPHSにPメールが来た
 寂しい時に元気にしてくれる
 君からのメールはずっと保存しよう

 哀しい時はいつも送ってた
 泣きたい時はいつも話してた
 返事はすぐには返ってこないけど
 でも君の言葉 ありがとう

 僕らのメールに多い言葉
 必ず ありがとう と書いてある
 君からのメールに涙が落ちる
 言葉では恥ずかしくて言えなくても
 文字で心は伝えられる
 だから涙は文字を通して流れるんだ

 君の気持ち 100%把握してないと思う
 でもその20文字の中に
 きっと1000倍もの心が詰まってるんだろうな
 だから僕も送る
 言葉を選んで 20文字に当てはめて...

 目だけで心を読み取る
 無理な事だけど でもやってみる
 僕の気持ちも届いてるんだから
 君の心だってわかるはず
 3回の着信音の喜びは
 お互い一緒だから......

  Sora

 雲がない 青い空
 君もこの空の下にいるんだろう
 すぐ目の前にいるんだけど
 この空を通さないと僕とは関係しない
 僕は空を見上げる
 空は君を見下ろす
 僕は君の事を見れないし
 君だって僕の事なんか見ていない
 何処から空か解からない天井の下
 僕と君は走りまわってる

 手を伸ばしたら絶対届くところなのに
 僕は手を一生懸命伸ばしているのに
 あそこまで届かない
 流れてきそうな澄んだ水色は
 遠く高く 近く低く......
 太陽だって海水浴
 でも僕の手は Soraにはさわれない

 この空を見上げて
 君の事を 願い事を唱える
 この想いが同じ空を見ている君に
 届くといいんだけどな
 鼻歌まじりで笑い飛ばして
 君をまっすぐ見れるようになったら
 僕と君は また友達
 隣同士の音になれるだろう

 雲がない 青い空
 君もこの下にいるんだろう
 すぐ目の前にいるんだから
 空なんて見上げるのやめよう
 君と交わした笑顔が
 一番の透明なSora
 君と過ごしたあの時間が
 一番の透明なSora
 一緒に唄ってたあの頃が
 一番の青いSora

  サングラス

 世ノ中色眼鏡ダラケ
 人ヲ見ルトキハ
 必ズ他ノ人ガツケタ色デ見ル
 他人ガ アオ カッタラ
 全員 アオ クナッテ見エル

 世ノ中色眼鏡ダラケ
 人ヲ見ルトキハズソウヨ
 本当ノ色ハ綺麗ダヨ
 誰モ持ッテイナイ自分ダケノ色ハ綺麗ダヨ
 ダカラ皆ノ色 認メヨウ

 トコロデ貴方ハ何色ナノカナ
 僕ノ色眼鏡ハモウ捨テタカラ
 貴方ノ色 ヤットワカルヨ



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