暗闇探検隊へようこそようこそ...


2001.02.25.21.00

まだ...
...ない

2001.06.08.23.07

奈緒子隊員応答せよ!!!

2002.12.04.20.36

応答確認...

2002.12.04.23.30

各員起床っ!!!
待機っ!!!

2002.12.22.15.00

奈緒子隊員応答せよ!!!
いまだ詳細未定
各員準待機っ!!!

2002.12.24.22.15

毎年毎年
同じコトして
いまだ懲りない暗闇探検隊
今年こそはと気持ち新たに
さぁ!
Show Time !

2002.12.29.16.00

平成14年冬
12月28日
それは久々の中央線による西への旅だった
午後6時前
雑徒たなびく駅周辺
吉祥寺
一握りの花を掴みネオンの並木を抜けていく
リハーサルが長引き僕の心を焦らせる
午後7時
ステージの幕が開き
光の筋が彼女らを闇から浮き立たせる
そして君は
美しかった

Show must Go on !

2002.12.30.11.25

午前10時前
Mi隊員より緊急連絡
Mi:「病に伏す」

午前11時前
001より緊急連絡
001:「病に伏す」

はにょっ?!

午前11時
K隊員に緊急連絡
R:「許せっ!」
K:「ふっ...クラヤミだなぁ...」

To Be Continued !

2003.01.05.12.55

さぁっ!闇の始まりですっ!





2003.01.08.23.50

プロジェクト 暗闇 The3rd

(ナレーション:タグチ明日)

平成15年1月5日
午後1時
勝どき交差点
地下
アレは大江戸線によって運ばれているはずだ
そう信じ待ち続ける男たちが居た...

時は流れた...
2年前の年末の記憶がよみがえった...
やはり銀座直行なのか
去年よりは近くて都合がよい
3人がそう思ったときだった...

居るっ...
上だっ...
地上にアレは来ている...

男たちは走った...
居た...

「地上の☆」

♪ どどんっどどんっどどんどどどどどんっ... ♪
♪ どどんっどどんっどどんどどどどどんっ... ♪
♪ どどんっどど............... ♪
♪ 風の中の旧富士重工ぉ〜〜〜 ♪
♪ 砂の中の万丈ぉ〜〜〜 ♪


これは...


氷ばかり掴み続けた男たちの
長い年月の果てに手に入れることの出来た
至福の時間の物語である...



♪ 学園堂ぅ!学園堂ぅ!かたじけないけど学園堂ぅ! ♪
そんな歌と共に現れた1台のバンに
アレの心は奪われた...
空腹のアレにとって
アイスクリームとフランクフルトは
魅力に違いなかった...

このままではイケない!
男たちは焦った...


「僕に寄らせてください...」
それはK隊員の声だった

危険な賭だった
一歩間違えれば嫌われる...

Mi隊員が続く
「お願いです...私がレフを持ちます」

「わかった...好きにしろ...」
後には引けない
隊長はK隊員の技術を信じた...

K隊員は寝ころんだ

アレが応じた...
上手く行った...
男たちは安堵の息をついた...


タイだった...
その燃えるようなゆらぎ模様は
タイのブランドを示していた...
最近ではアジアをほとんど気にしなくなっていた隊長は油断していた...
だが次の瞬間
隊長は感じた
「撮るしかない」

この夏アレはタイに行くと言う
ムエタイだ...(駄洒落ではない...)


4つの文字盤はすべて違う時刻を示していた
Kは寝ころんだ
Mi隊員が見守った
一般的でないポーズであることは承知の上だった...

空は曇り始めた...
河に沿って下る風が冷気を運んだ


「渡ろう」
隊長は決意した
このままでは全員風邪をひく

立ちはだかる巨大な鉄は
容赦なく隊員たちの想像力を掻き立てた


「まだ撮れる」
「登ってくれ」
「叱られはしない」
「皆が見ている」
止める者は居なかった...

進むMi隊員
フィルムを詰めるK隊員


両手にランプを浮かせるアレ

もう橋の半分を超えた...


そして
辿り着いたのは江戸時代の埋め立て地だった...

花が咲いている
男たちの心を慰める
誰もがホッとしたときだった
「腹へった」


餓えているのはアレだけではなかった...

隊員たちが言った
「私たちは昼抜きでココに来ています」

Mi隊員:「昼前にシリアル」
K隊員:「正午前に朝食」

...だと言う...

「食べているじゃないか...」
そう思ったのは蕎麦と日本酒でお正月気分の隊長だけだった...

「入ろう」
隊長は妥協した
彼らは築地の寿司屋に入った...
獣の眼は...
まな板のトロを捕らえた...

その戦慄にオートフォーカスも震えた

( 今回の出演者たち)

( 呑み食うK隊員 )
( 呑まずにひたすら食う”奈緒子隊員” )
( 呑まれるMi隊員 )
( 呑みまくる隊長 )


燃料補給を済ませた者たちは
足が速かった...
Mi隊員は...酒に負けていた...



食欲を満たしたアレの気を引くモノがあった

サルだ
チッチと呼ばれようとも...サルに違いはなかった...
しかしこのときアレの心を本当に捕らえていたのは別のモノだった


銀座4丁目の交差点
歩行者天国の通りは幸福なヒトビトで賑わっていた

そこに...

しゃがみ込むK隊員の姿があった...
無心にシャッターを切る彼に
隊長は言葉を失った...

警官たちも心打たれた...
アレは隊長を見ていた...


雑徒に揉まれつつもMi隊員は闘った

しかし...
GAPの紙袋に違和感を感じたのは隊長だった
「まぁユニクロと大きな差は無いかもしれん...」
そう自分に言い聞かせた...


ついにアレが大地に根を下ろした

通りに居た誰もが注目した


隊長は思い描いていた...
’02紅白の前にアレを撮れなかった時から

「使うしかない」
(隊長は中島ファンだった...)
♪ 街角の奈緒子ぉ〜... ♪


次第に日は陰り
宴は終焉へと近づいていった
輝ける光を求め
男たちは彷徨った

アレの眼を何かから逸らそうとしていた...

しかし...

男たちを挫折が襲った

ガラスケースの中には宝石のごとき輝きがあった
もはやアレを引き離す術はなかった...

ロールケーキとシュークリーム3兄弟とロイヤルミルクティー

アレは喜んだ

そして...ほんの少しの...弱音を吐いた...


男たちのそれぞれの思い出となり
アレは去っていった

(ここで一般市民を巻き込むハプニング...)



♪ タンターンタンターンタターンタターン ♪
♪ 頭明かり...尻尾明かり... ♪
♪ 旅は...まだ...終わらないぃ... ♪


こうして...
暗闇の2003年が始まった...

成り行き
背景
仲間たち
応援する者
知らぬ顔する者

彼らの進む先にあるモノ
酔わせるモノ
幾層にも積み重なった比重の異なるヒトの英知

新しい春を迎えた隊員たちの顔に
笑みが浮かんだ
「間違っていなかった」
隊員たちは誓った
「また...」



♪ 吹きすさぶ風の中で... ♪
♪ ......... ♪
♪ 旅は...まだ...終わらない... ♪




真っ平らサダちゃん
エンディングのおしゃべり

#####

え〜...
番組の中で
奈緒子隊員のことを
「アレ」
と呼ばせて頂きました
各方面の了承を受けず
あくまで
演出上の決定によるものであります

また今回
様々な点でご協力頂いた
中央区及び中央区に来ていた方々に
感謝致します

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2003.01.18.21.45

真っ平らサダちゃん
オワビのおしゃべり

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え〜...
番組の中で
「学園堂」及び「フランクフルト」とお伝え致しましたが
「大学堂」及び「ホットドック」の誤りでありました
訂正してお詫び申し上げます

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