Steve Winwood ('03/4/29@House of Blues - Orlando, FL, USA)
フロリダ・オーランドでのSteve Winwoodのコンサートを見てきました。見に行ったのは、Dan Akroyd経営のライブハウスチェーンであるHouse of Bluesです(ここでは以前Daryl Hall John Oatesを見たことも)。
開場直前にはすごいスコールとなったおかげで一面川のような状態となって、ちょっと大変だったんですが(自分は会場目前だったのでそれほど被害はなかったけど)、会場に入ってみると、観客の年齢層がやや高かったこともあってか、みなまずバーでお酒を買ったりしてくつろいでいました。誰もステージ前には近寄らずにいたので、自分もしばらく寄りかかれるようなところにいたものの、リピーターと思われる人がステージ前中央に来たのを見てその近くに行ったのだけど、でもちょっとステージ高かったのでやや離れて待ってました。
この日は前座もなく、20分ほど予定時刻を過ぎたところでSteve達が登場、Traffic色強いステージが展開されました。セットリストは次の通りです:
1. Pearly Queen
2. Presence of the Lord
3. Different Light(新曲)
4. Feeling Good(新曲)
5. I'm a Man
6. Glad
7. Freedom Rider
8. Take It to the Final Hour(新曲)
9. Silvia(新曲)
(Intermission) -15分
10. Dear Mr.Fantasy
11. Back in the High Life
12. Rainmaker
(ドラム&パーカッション・ジャム)
13. Walking On(新曲)
14. Low Spark of High Heeled Boys
(Encore)
15 Why Can't We Live Together(新曲)
16. Gimme Some Lovin'
新作からの曲が多いこと以上に、これまでのソロの曲で演奏したのが1曲だけというのにとても驚いたのですが、全体的に演奏をじっくりと聞かせるジャム色の強い演奏で、短くても7分ほど、10分超えることもたびたびで、4曲目は15分ほど、12曲目なんて25分くらい!演奏してました。Steveのオルガンもたっぷり聞けましたが(新曲で顕著だったので、新作は期待していいかも)、その分自分が一番魅力を感じる部分であるSteveの歌声があまり聞けなかったのは少し残念でした(そのかわり、Party at the Palaceの時と違って、しっかりした力強い声が出てました)。Gimme Some Lovin'も歌は質素だったかな(オルガンの音も少し奥に引っ込んでたような、、)。
バンドメンバーもサンタナ似(演奏が、、いやルックスも少し、、)のギタリストや、心地よい乾いたリズムを刻むドラム、たびたびソロで聞かせたサックス(やクラリネット、オルガンまで弾いてた)と、いいバンドでした。パーカッションの人だけはちょっと印象薄かったかな(ドラムとのジャムでも後半はドラムだけの演奏になってたし)。
ほとんどの曲ではオルガンの前に座りっぱなしのSteveでしたが、第2部の最初の2曲ではギターを持って登場してDear Mr.Fantasyを、Back in the High Lifeではマンドリンを演奏してました。会場の反応には十分満足してたようで、I'm A Manの演奏中には笑みもこぼれてました。
曲数のわりには時間は長くて、前後半ともに1時間20分くらいありました(後半のほうがむしろ長かった)。でも入場してから4時間程もずっと立ちっぱなしでちょっと辛かったので、今回は椅子席でも良かったかなと思いました(周りに変な観客 ー 酔ってぶつかってきたりする奴とか、ステッキふりかざしてサインねだってる奴とか ー 多かったし、、、)。
Trafficの曲とか、ちゃんと聞き直さないといけないですね。。。
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