Sheryl Crow @ International Forum in Tokyo (Oct. 16)
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今日もツアー4日目、東京国際フォーラムで行われた東京公演を見てきました。感想は、、、素晴らしかったの一言です。今日のSherylは最高のSherylでした!

昨日の名古屋よりは倍くらいの大きさの会場はやはり満員。私はここには始めて行ったけどステージの大きさはあまり変わらなかったような。2階席に外国人の一団と思しき人達(ノリが日本人ではなかった!)が陣取っていて、ライブが始まるまでの間もウェーブをしたりして盛り上がりっ放しでした。

その人達に引っ張られるようにしていいムードで開演を迎え、約15分遅れて登場したSherylは白のノースリーブに濃紺で花柄?のプリントがしてあるジーンズという昨日とは微妙に違う衣装でした。

今日は昨日とはちょっと違う曲順で、次の通りです:
Maybe That's Something
A Change
Leaving Las Vegas
My Favorite Mistake
Anything But Down
It Don't Hurt
Riverwide
Sweet Child O' Mine
If It Makes You Happy
Am I Getting Through
Everyday is a Winding Road
The Difficult Kind
All I Wanna Do
There Goes the Neighborhood
(Encore1)
Strong Enough
Mississippi
(Encore 2)
Home

最大の違いは最後にHomeをやったこと。この曲はアメリカではSherylが一人でピアノを弾いて演奏したらしいですが(但しLas Vegasではやらなかった)、ギターを持ってバンドでの演奏でした。

今日は最初っからオーディエンスの反応が良く、それをSherylも感じてかMCも控えめに(変な日本語も少なかった)ぐんぐん飛ばして行きます。A Changeでは会場中で手を上に上げての手拍子にSherylもにっこりして、"Rock'n Roll!"とのかけ声(かっこいい!)。これで今日のコンサートは成功が約束されたと思いました。この後も終止Sherylには笑顔が見られました。

イントロでちゃんと盛り上がったMy Favorite MistakeでのSherylのかけ声はかっこ良くてセクシー、また私の大好きなAnything But Downでは丁寧に歌い込んでました。その後今日も6曲目に演奏されたIt Don't Hurtのかっこよさは言葉では表わしきれない程で、始めのJim BogiosのドラムソロからSherylがギターに専念してバンドが一丸となったところまで、聞く方も我を忘れて没頭出来る、最高の演奏でした。

チェロとバイオリンをフィーチャーしたRiverwideの荘厳なサウンドに続いて演奏されたSweet Child O' Mineでまた盛り上がった後のIf It Makes You Happyではコーラス部分で力強いSherylのシャウトも聞けました。ここらへんで会場の盛り上がりも最高潮に達し、この曲が終わった後のSherylの、"You're a very good dancing audience!" というコメントからも彼女が今日のオーディエンスの反応に満足していたことが伺えます。

続くAm I Getting Throughのパート2では、That's what they say〜というコーラス部分を5回も(昨日は3回)歌うロングの演奏で、よくSherylの声が聞こえました。Everyday is a Winding Roadではやはりギターを持たずに動き回ったSherylですが、右に左に動きながらもオーディエンスとのアイコンタクトを努めて取っていたように思います(私も目が合ったと思う。。。)。"This is a new song...sort of."とSherylが紹介したThe Difficult Kindはストリングスも交えてアルバムよりもスケールの大きい演奏に感動しました。この曲、やはり次のシングルになるのかな??

All I Wanna Doは今ではファンからは全く軽視されている(これは良くない傾向だと思う)歌ですが、前回のツアーの時よりも楽しんでSherylが歌っているように思いました。会場の雰囲気もプラスに作用したんだと思います。一頃のように"Stuck in the middle with you.."(Sherylが参考にしたと認めている詩の一節)とはもう歌わなくなっていましたね。これに気付いた人いますか?

There Goes the NeighborhoodはアルバムではSEが印象に残ってしまいがちな歌ですが、ライブで聞くといいロックナンバーだと実感できます。バンドの演奏がまとまっていることもこの歌でよくわかります。

アンコールで演奏したMississippiはThere Goes the Neighborhoodに入っていたライブバージョンよりも遥かに自然に歌いこなしており、Sherylがライブで鍛えられているのがよくわかります。ちなみに今日もタンバリンのパス回しがあったのですが、やはりPeterはちゃんと受け取れなくて、触ったものの落としてしまいました :-) けど最後はちゃんとJim Bogiosが締めてくれました。最後のHomeは演奏してくれたということだけで嬉しくて、終わった後も心地よい余韻に浸ることが出来ました。

今日のコンサートではSarah McLachlanのように(お辞儀はしないけど)頻繁にSherylが『アリガトウ』とくり返していたのが印象的でした。

私は左側、スピーカーの真ん前にいたので聞こえ方が片寄っていたかも知れませんが、今日のSherylはシャウトも含めて声はちゃんと出ていたと思うし、バンドのメンバーもよく動いていい演奏を聞かせてくれたと思います。約1時間50分、大満足のライブでした。

今日もステッカーを買いました。

 


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