Sheryl Crow @ Nagoya City Hall in Nagoya (Oct. 15)
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ツアー3日目、名古屋市民会館で行われた名古屋公演を見ました。
新宿厚生年金会館と同じくらいの大きさの会場はほぼ満員。ステージはバンドを三方から取り囲むようにスクリーンがつけられていて、ライブの最中様々な映像を流していました。
約10分遅れて登場したSherylはピンクのノースリーブにジーンズという初めて見る衣装で、髪はWoodstockの頃よりはずっと伸びてて、適度にショートという感じでした(個人的意見)。

バンドはアメリカツアーの時とは違って、Lorenza Ponce(バイオリン等ストリングス担当)がいなくて(日本で印刷されたプログラムには名前があったのに)、代わりにちょっと見Joan Osborneの女性一人(Mary Raswell、バイオリンやギター等)が入っていました。他のメンバーは同じで、Sheryl入れて計7人。

セットリストは次の通りです:
Maybe That's Something
A Change
Leaving Las Vegas
Anything But Down
My Favorite Mistake
It Don't Hurt
Riverwide
Sweet Child O' Mine
If It Makes You Happy
Am I Getting Through
Everyday is a Winding Road
All I Wanna Do
The Difficult Kind
There Goes the Neighborhood
(Encore1)
Strong Enough
Mississippi
(Encore 2)
Can't Cry Anymore

6曲目のIt Don't Hurtまでは多少順番が違うもののアメリカツアー時と同じ曲目。そのあとはSweet Child O' Mineが加わったことで、There Goes the Neighborhoodとアンコール1以外は大幅に順番が入れ替わっていました。

アルバム中では地味な方のMaybe That's Somethingで始まったコンサートは、いつ聞いてもノリのいいA Change、Sheryl自身のお気に入りのLeaving Las Vegasに続き、"This is a new song."とSherylが紹介して始まったAnything But Downの後半部(というかCDにはない新しいパート)ではTim Smithの歌声も聞けて(思いっきりフィーチャーされてて、Sherylとデュエットしてました)、気分よく進んで行きました。前半のハイライトは間違いなくIt Don't Hurt。Jim Bogiosのソロによるイントロ(あれだけだと何の曲か分からないよね〜)も良かったし、ハーモニカを吹きつつギターを弾く、またハーモニカを外してからの、少し後傾姿勢で足を踏ん張ってギターを弾くSherylも文句無しにかっこいい:-) バンドの演奏もヒートアップして会場の空気にテンションの高い音が鳴り響きます。ただこの曲が終わったあとのオーディエンスの反応がそれほど良くなかったためか、この後のSherylはちょっとテンション下がったようにも感じられ、ところどころ歌声が途切れがちになっていた気がします。

それでもサービスを忘れないSherylはSweet Child O' MineではGuns 'N RosesのビデオでAxl Roseがしたように体を左右にくゆらせる動き(わかる?)をしたり、ギターを持たずに歌ったEveryday is a Winding Roadでは踊りまくったりしていました。努めて知っている日本語のフレーズで頻繁にオーディエンスに話し掛けてもいました(けど聞き取れなかった!わかっても意味不明だし。。。)

There Goes the Neighborhoodの後、会場から拍手が鳴り響く中でなかなかアンコールに出てこなかったのですが、拍手に歓声が加わった頃にやっと登場。観客の反応を探っていたんだろうか?登場後に演奏したStrong Enoughは今回はアコーディオン無し(残念)。Mississippiでは最後の部分でタンバリンをメンバー間で投げてパスしあったのですが、なぜか、ギターのPeterは触れることも出来ずに落下させてしまいました:-) 拾い直してキーボードのMike → ドラムのJim Bogiosと回って、受け取ったJimはそのタンバリンでドラムを叩いてました(御見事!)。その後バンド全員で挨拶をして退場。でまたしばらく待たされた後に再登場して懐かしいCan't Cry Anymoreを演奏してくれました。これは嬉しかった!

最後の方では大きな歓声があがっていましたが、名古屋のオーディエンスはちょっとおとなしかったような気がします。前回のツアーやラスベガスでは会場中がコーラスになったIf It Makes You Happyでも歌っている人はまばらだった。Sherylも最高のSherylではなかったかな。東京の人達(私も)は頑張りましょう。

ちなみに会場で売っているグッズは、プログラム、ポスター、Tシャツ2種類、ちびT2種類(これがいいです、着られないけど)、ステッカー、つば付き帽子、ウインドブレーカー、キーホルダー(これは柔らかくて簡単に曲がるので注意)でした。あとシングルを中心として5〜6種類のCDも売ってました。私はプログラム、ステッカーを買いました。


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