Sheryl Crow @ Bridge School Benefit (Oct. 31, '99)
現地時間で10/30に行われたNeil Young主催のBridge School Benefitコンサートの1日目をウェブカストで見ました。接続速度は最低が56kbps、100kbps、300kbpsの3種類あり、映像の品質は概して良かったですが、音声には時々ハム音のようなノイズが接続速度300kbps以上の帯域でも乗っていました。
私は朝からほぼずっと繋ぎっぱなし、様子を音で確認しながら気になるアーティストの時はPCの前に座って見ていました。ほとんど落ちたことがなく、もし落ちても再接続すればすぐに回線が復活していたのですが、Neil Young(Sherylの前)の演奏中に様子が変わりました。Neil Youngのパフォーマンスが既にタイムテーブルにのってた時間、演奏時間をオーバーしていた午後3時くらい(これは当初の予定でのSherylの出演スタート時間5分前です)から突如接続が落ち、何度繋ぎ直そうとしてもまた同じ場面で落ちるというのの繰り返しになってしまいました。おそらくサーバーが落ちたのでしょう。で一旦諦めて他のことをしていたのがまずかった :( Sherylが出るのは3時半ころと勝手に予想していて3時28分頃に繋ぎ直してみたら、もうSherylの演奏が始まっていて(T-T)、Everyday is a Winding Roadがまさに終わろうとしているところでした。というわけで私が確認できたのはここからになります。
11/2追記:
アーカイブでセットリストを確認しました。
私が確認できたセットリストです:
Everyday is a Winding Road
Leaving Las Vegas
Riverwide
Strong Enough
Juanita
If It Makes You Happy
The Difficult Kind
It Don't Hurt
Home
Sherylは"78"という大きな黄色の文字が前後にプリントされたちょっと長めの袖のTシャツに、来日公演でも着用していたベージュの革?のパンツという格好でした。バンドメンバーは意外にもJim Bogiosを欠く4人編成(Sheryl含む)で、Tim Smithの他はLorenza Ponce(復活!)と日本にも同行していたチェロのMatt Bluebeckというメンバーでのアコースティックセットでした!
Tim Smithと二人で登場して始まったEveryday is a Winding Roadでは来日公演とは異なりギターを持っていました。アコースティックで聞くと味わいが増すLeaving Las Vegas, Riverwideに続くStrong Enoughでは久し振りにアコーディオンを持っての演奏でした。体をくゆらせながらアコーディオンを演奏するSherylの姿はセクシー。このあとには"special friend of mine"と紹介されて登場したEmmylou HarrisとGram Parsons Tributeで共演したJuanitaをデュエット。Emmylou Harrisは31日(現地時間)だけの出演と発表されていただけに、これは全く予想もしなかったことで嬉しい驚きでした。もちろんパフォーマンス自体も非常に素晴らしいもので、聞き惚れていました :)
アコースティックだとSherylがいつも前置きするようにカントリー風にも聞こえるIf It Makes You Happyではステージ後ろに呼ばれた子供達に向かっての演奏(観客には背向けてます)。演奏中のSherylの表情はいつも以上に温和に感じられます。次のThe Difficult KindではLorenzaのバイオリンが印象的でした。この後に曲紹介をして演奏が始まったIt Don't HurtではNeil Youngのバンドのメンバーがハーモニカで加わっての演奏だったのですがここで接続が落ちて、Neil Youngの時同様、二度と復活することはありませんでした : ( その7分後に繋がった時にはもう終了していたので、たぶんこの曲が最後だったと思います。結局タイムテーブルにのっていた15分という演奏時間を大幅に超える35分程度(多分)のパフォーマンスでした:)
11/2追記:
この後にSherylがピアノを弾いてのHomeが演奏されました。
この日のパフォーマンスは日本で行われたアコースティックセット、またTrinity Church Sessionsとも違ってストリングス隊が加わった演奏で、しかもEmmylou Harrisとのデュエットまであって、是非日本でも放送して欲しい充実したライブだと思いました。
1/31追記:
この翌日のパフォーマンスではHalloweenということもあり、Sherylを始め全員が仮装をして登場。Sherylは天使を模した衣装で、背には羽、頭上に円環(東急ハンズに売ってるようなやつのデラックス版です:)を身につけ、黒のタンクトップに黒のジーンズ、ピンクのフサフサのマフラーをまとって見た目に可愛らしい格好でした。Tim Smithは前日は光の当たり加減ではKurt Cobainに見えましたが、この日はシルクハットに赤のフサフサのマフラーで、ブルース時代のMick Fleetwoodに見えました(ほら上半身裸のあのジャケット:-)
演奏したのは次の7曲:
1. Mississippi
2. Strong Enough
3. Riverwide
4. A Change
5. The Difficult Kind
6. All I Wanna Do
7. Home
Strong Enoughではピンクのカツラを被ったEmmylou Harrisが登場しデュエットしました。いつも以上に熱のこもった演奏を聞かせるRiverwideのあとにはバンドメンバーを紹介。演奏前にちょっとふざけて身悶えするフリをしたAll I Wanna Doでは再び子供達をステージ後ろに呼んでの演奏。最後のHomeではこの2日間の体験が素晴らしいものであったとの感謝の言葉を述べてから(ここでは再び円環をつけて、マフラーはとって)ピアノを弾いての演奏でした。最後のSherylの表情が綺麗です。