Jewel (4/5, 6@東京・五反田ゆうポート)
初日
開演時間の15分前くらいに会場に行ったところ、まだ入場を開始したてという感じで外に列が出来ているのに唖然としましたが、気を取り直して列に並び中へ。結局開演時間が30分程遅れてました(前回の来日時は10分も待たされなかったのに)。会場内で流れていたBGMはNeil Young, Linda RonstadtにChris Isaakだったかな。誰も知ってる人がいないようだったChris Isaakがかかった時にひとりリズムを取っていたのは私です。
本編16曲、アンコ−ル3曲の全19曲、時間にして1時間半ちょうどくらいでした。で、その前にバンドメンバーとして一緒に来日しているSteve Poltzがソロで登場して、3曲演奏した後軽やかなステップでJewelが登場、Steveに"Lisa Loebです”なんて紹介されて2曲を一緒に歌っていました。革のジャケットに手を突っ込んで歌うJewelの何とかわいいことか:)。その後SteveはTLCのWaterfallsをラップの部分も含めて歌って大喝采を浴びました。退場時には巨人のユニフォ−ムを披露するというおまけ付き。
主役のJewelは一人でギタ−を演奏しながら歌ったり、バンドをバックに踊りながら歌ったり(というのは日本では初めてですね〕、シンセのみをバックに歌い込んだり(Foolish Games)してました。自信をもってやっているのがわかる仕上がりです。
内容的には文句なしでしたが、観客には文句大有り:(
Jewelが”お願い、みんな立って”と言った途端ステ−ジ前にダッシュしてきて、縦ノリの嵐。。。人の荷物は踏みつけるし、幼稚な行動をとる人が目立ちました。それまで叫び声を挙げ続けるアメリカ人EDA(と思われる〕と対照的に拍手すらろくにしない人が多かったくせにこの変わりよう。。。
会場で売っていたプログラムは私が今まで見たなかでも屈指の素晴らしい出来でした。ですが、アンケートでは運営に関して思いっきり批判的なことを書いておきました(その成果はあった)。
2日目
この日は前日の反省が生かされたみたいで、入場もスム−ズだったし、開演時間ちょうどに始まったし、暴徒が走り回らないようにブロックごとに入場規制の柵が用意されていた。。。けど雰囲気は1日目よりはるかに良かったです。私の席も距離こそあったもののPAの前の列の真ん中のブロックだったので音もばっちりだった。
セットリストは以下の通りです。
1. Near You Always
2. Deep Water
3. What's Simple is True
4. Hands
5. Jupiter
6. You Were Meant for Me
7. Enter from the East
8. Morning Song
9. Don't
10. Barcelona
11. Life Uncommon
12. Foolish Games
13. Down So Long
14. Down
15. Love Me, Just Leave Me Alone〔未発表曲〕
16. Who Will Save Your Soul?
〔アンコ−ル〕
17. Absence of Fear
18. Angel Standing By
19. Chime Bells
この日のJewelはSteveが演奏中にステ−ジに駆け上がる熱狂的なファン(with ダサダサ眼鏡〕を演じて登場しました。歌ったのは前日と違いSilver Lining。Steveによるお楽しみは、スタ−ウォ−ズのチュ−バッカに捧げる、スタ−ウォ−ズの様々なキャラクタ−の名前が出てくる歌でした。
新曲の15はJoan Jettばりのロックナンバ−でした〔歌い方が。。〕。バンド演奏ならではの曲ですね。'97 のLilith Fair(見に行った、フルバンド演奏だった)でも演奏した気がするけれど、新しい一面を見たようで良かったです。
時折コブシの効き過ぎることがあるけど、そこは根っこにヨ−デルがある人だから良しとして、実に聞き応えのあるライブでした。ほとんど全ての曲はCDよりライブの方が間違いなく優れているのでハイライトはどれかというのは難しいですが、アンコ−ル3曲の他に10, 11, 16 はまさにライブならではで出色の出来だと思いました。また見たいなぁ。
関連リンク:
オフィシャルサイト
Lilith Fair '97(インタビューが見られる)
VH1(インタビューが見られる)
CDNow(インタビューが聞ける)
Netaid.org(ライブが見られる)
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