Transatlantic Sessions 2 Volume One
(コンピレーション, '98)
ミュ−ジック・プラント, RUCD073 (国内盤)
Iona Records, IRCD063(英盤)
曲目
1. Waiting on the Federals
2. A Simple Life
3. Blue Train
4. Marriage Made in Hollywood
5. Tribute to Peadar O'Donnell
6. Hummingbird
7. La Dense de la Vie
8. Bachelor's Walk
9. Always Will
10. Nobody Wins
11. Les Veuves de la Coulee
12. There's Always Sunday
13. Excuse Me Mister
14. 40 Shades of Green
アーティスト
1. Aly Bain
2. Ricky Skaggs
3. Maura O'Connell
4. Paul Brady
5. Jerry Douglas
6. Eddi Reader
7. Michael Doucet
8. Brenda Smyth
9. Nanci Griffith
10. Rodney Foster
11. Russ Barenberg
12. Karen Matheson
13. John Martyn
14. Roseanne Cash
解説
BBCのテレビ番組、Transatlantic Sessionsシリーズ('93)の続編、Transatlantic
Sessions 2の番組で披露された様々なアーティストのパフォーマンスを集めたコンピレーションアルバムの第1弾。Eddiの歌った6が収録されているほか、10にもEddiは参加している。
この番組ではRichard Thompsonとの共演やTransatlantic Sessionsに先立つテレビ番組Down Homeのプレゼンターとして名を知られたフィドル奏者Aly Bain(Mirmamaにも参加している)とEmmylou Harrisなどとも共演しているブルーグラスのドブロ奏者Jerry Douglasが中心となって、ブルーグラス、カントリー、アイリッシュ、ケイジャンなどのミュージシャンを集めて毎回観客なしの生演奏をスタジオで披露していたようだ。
Hummingbirdも番組出演時のものであるためBoo Hewerdineはいるもののいつものメンバーでの演奏ではなく、この番組に一緒に出演したアーティスト達、Rodney Foster, Jerry Douglas, Aly Bain, Russ Barenberg, Danny Thompson, Tommy Hayesが演奏に加わっている。コーラスにはBooの高音だけでなく低い声も聞かれ、ハンドクラップも入っている。
Rodney FosterのNobody WinsではEddiはほとんどのパートでデュエットをしている。Eddiの声が目立ち過ぎないようにミックスされているのか少し曇った感じに聞こえるが、曲の最後ではEddiのハミングを聞くことができる。
カントリーやケルティックの色を感じさせる曲が多く1、5、7などインスト曲も多いが、元De Dannanのボーカリスト、Maura O'Connelが男声(?)とのデュエットを聞かせるBlue Trainがいい。クレジットを知らずに聞いたらClive Gregson & Christine Collisterかと思ってしまいそうな、味のある歌を二人が聞かせてくれている。
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