This is Modern Folk
(コンピレーション, '99)
Cooking Vinyl, GRILLCD 1(英盤)


曲目Cover of Modern Folk

1. The Boy Done Good
2. Both Hands (Live)
3. Sail On By
4. Call It Democracy (Live)
5. Englands New Chains
6. Burford Stomp
7. Desolation Blues
8. Arranmore
9. Between A Man and A Woman
10. Run Runaway
11. Spivaye Solovey
12. New Year's Day
13. Hard
14. Kathleen
15. Bjorn Again Polka
16. Bonny Besses

アーティスト
1. Billy Bragg
2. Ani Difranco
3. Oysterband
4. Bruce Cockburn
5. Rev Hammer
6. Levellers Mutineers
7. Jackie Leven
8. Goats Don't Shave
9. Andy White
10. Great Big Sea
11. The Ukrainians
12. Chuck Prophet
13. Tom Robinson
14. David Thomas
15. Edward II & the Red Hot Polkas
16. Eddi Reader as Mary Overton

解説
Cooking Vinylというレーベルが所属アーティストの曲をまとめたコンピレーション盤。レーベル名同様に料理をもじった型番が付けられている。私はアクシデント的に店頭で見つけた。

このアルバムの最後にはEddiが変名で歌った16が収められている。もともとは5を歌っているRev HammerのアルバムにEddiがゲスト参加して収録された歌で、彼がCooking Vinylに属していることから収録されたようだが、正直こんなものに入っているとは思っていなかった。そういえば7のJackie LevenのアルバムにもEddiは参加していた。

Bonny Bessesは女性のバックコーラス隊を従えてEddiが歌う結構ドラマティックな作りの曲。シタールのような響かせ方をするギターの音が印象的。ピアノの音色がいいアクセントになっている。特に後半部でEddiの歌声は冴えを見せる。Eddiのソロでは聞けないタイプの曲だと思う。

Eddiの他にもAni Difrancoが入っているのが個人的には嬉しい。彼女は自分のレーベルRighteous Babeを持っているが、Cooking Vinylはイギリスでの販売元であるために収録されたようだ。収録曲は2枚組ライブアルバムLiving in Clipに入っていた曲で、やはりこの人はかっこいいと思わせる。

3はメロディーがキャッチーで、ストリングスが入ったりしてちょっとアイリッシュ風味でかなり気に入りました。6のLevellers MutineersはEddiと何度か共演しているLevellersの変名。10はちょっとPoguesに似ているか。

12を歌うChuck ProphetはTom Pettyに似た声で、女性ボーカル(歌い回しがSundaysのHarrietに似ている、ただしキーはもっと低い)を伴ってなかなか聴かせる。13も分厚いコーラスパートがいい。

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