Live
(ライブ盤, '01)
ERCD001(イギリス盤)
曲目
1. Wolves
2. Candyfloss & Medicine
3. Simple Soul
4. Please Don't Ask Me to Dance
5. Adam
6. Hummingbird
7. Lucky Penny
8. Clare
9. Patience of Angels
10. The Girl Who Fell in Love with the Moon
解説
Simple Soulの発売前に開始されたイギリスツアーで録音された、Eddiにとって初のライブアルバム。”オフィシャル・ブートレッグ”という扱いで、録音から1ヶ月半というスピード発売となったが日本公演には惜しくも間に合わず、その後のイギリスツアーの会場で販売が開始された。アルバムジャケットはシングル盤によくみられるようなカードスリーブ(昔のLPのジャケットの小型版)となっている。発売当時は日本からはImportCDを通して買うことができた。現在はオフィシャル・サイト、またはライブ会場でのみ購入可能。
冒頭のWolvesではいくらか緊張していたのかやや歌が固く、珍しくコーラス部ではちょっと声が上ずってしまっているが、これ以降はリラックスしたようでかなり良い時のEddiのボーカルが楽しめる。内容的には曲数が全10曲と少ないことを除けば満足の行く出来で、日本公演の楽しい思い出を蘇らせてくれることは間違いない。Simple SoulやHummingbirdなどではBoo Hewerdineの声がしっかり確認できるし、Clareでは体でリズムを取りながら歌うEddiの姿が瞼に浮かぶ。Lucky Penny, Please Don't Ask Me to Danceで聞かれるEddiの歌声は一際美しく、気持ちよく演奏していたであろうことが音から分かる。日本公演では名古屋でしか演奏されなかったAdamが収録されているのも嬉しい。演奏がノイズなくクリアに収録されているためアコースティック感が会場で体感するより強く、バックの演奏のうまさが改めて確認できる。
ただJoke, Kiteflyer's Hill, Wings on My Heels, そしてThe Right Place(この曲のライブバージョンが一番欲しい)が外されたのはやはり残念。より完全に近い形で正規に(レコード会社から)リリースされることを期待する。
このアルバムの音源となったロンドンのCabot Hallでの公演は、以前は全編をVirtueTVでストリーミングで見ることができた。トータルで1時間43分、18曲演奏された。セットリストを下記に記しておく:
1. Wolves
2. Joke
3. Candyfloss
4. Find My Love
5. Kiteflyer's Hill
6. Prodigal Daughter
7. The Wanting Kind
8. Simple Soul
9. Please Don't Ask Me to Dance
10. Adam
11. Hummingbird
12. Lucky Penny
13. Clare (A Cappella)
14. Honeychild
15. Wings on My Heels
16. Patience of Angels
(Encore)
17. The Girl Who Fell in Love with the Moon
18. The Right Place ~ Everybody's Talkin'
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