Eddi Reader & Boo Hewerdine @ Cambridge Folk Festival (July 28, '00)
この日の写真はこちら。
Cambridge Folk Festivalの2日目にはEddiの出番はなかったはずなのですが、ピーター・バラカン氏絶賛のKepa Junkeraを見るつもりでメインステージ前に行ったら見なれた顔が。ステージ上ではColin Reid (Kepa Junkeraとは関係ないらしい)と一緒にBoo Hewerdineがサウンドチェックを行っていました。しばらくするとEddiも出てきて、MCが急遽出演が決まったと説明した後、演奏が始まりました(フェスティバルのオフィシャル・サイトによるとEddi & Booが演奏しているのが分かって観客が3倍に増えたらしい)。
今日のEddiは緑のタンクトップにベージュのパンツという昨日よりはだいぶ普通?な恰好でサングラスをかけて登場しました。内容については昨日とは選曲も曲順も変えられていて、時間枠が決められていたからかアンコール無しで、約50分の間に11曲が演奏されました。セットリストは次の通りです:
1. Everything (新曲)
2. Joke (I'm Laughing) *
3. Footsteps Fall
4. Lucky Penny (新曲)
5 59yds *
6. (Instrumental by Colin Reid)
7. Hummingbird
8. Last Cigarette
9. Clare
10. Lebannon Tennessee (Ron Sexsmithの曲)
11. Patience of Angels
(*のついているのはBoo Hewerdineがリードを取ってEddiがハーモニーボーカルを付けた曲)
1曲目はまた聞いたことのない曲で、新曲だと思います。これは昨日聞くことの出来た他の新曲よりも明るい曲調のギターの音色が印象的な曲で、Eddiは楽し気に歌ってました。次のJokeは昨日よりもEddiが歌うパートが増えてデュエットに近い感じになりました。以降昨日と曲順が変わってFootsteps Fall, Lucky Pennyと続きました。ここらへんからはEddiはサングラスをとっての演奏になります。次の59ydsでBooが昨日以上の熱唱を聞かせてくれた後、一旦EddiとBooがステージ脇に下がってColin Reidのソロで1曲演奏されました。この曲の途中で先ほどまで晴れていた空から台風のような物凄い雨が突然降ってきて、再び現れたEddiも思わず指差して見るほどでした。会場がテント内で良かった。再登場後はまずHummigbirdで始まりましたが、コーラス部では高音部をBooに任せてEddiはわざと低い声で歌っていました。この後昨日は歌われなかったMy Last CigaretteがBooのソロ(ほとんどの演奏も)で歌われました。この曲はたぶんBooのライブでも聞いたことがなかったと思いますが、情感たっぷりにしっとりと歌われてこの日のハイライトと言える演奏でした(雨も敬意を払ったのかこの曲の演奏中に止んだ)。
ここでEddi以外の二人がステージ脇に下がり、Eddiが一人で(ギタロンのパートも含めて)アカペラでClareを披露し、これには会場から大喝采が湧いていました。そして昨日も歌ったRon SexsmithのLebannon Tennesseeに続いてPatience of Angelsが歌われてこの日のコンサートは終了しました。
昨日よりも時間的には短かったですが、突然目の前にEddiが現れたということで感激度は昨日に匹敵するくらいで、昨日は聞けなかった曲も聞けて大変満足出来る内容でした。ピーター・バラカンさん、ありがとう。