Boo Hewerdine Biography

 Boo Hewerdineは'61にロンドンで生まれた。そのキャリアは'83のThe Great Divideで始まり、'85には同じレコード店で働いていたTony ShepherdとThe Bibleを結成。'86に地元のインディレーベルから発表したWalking the Ghost Back Homeと、クリサリスから'88に発表したEurekaの2枚のアルバムを残すも同年活動を停止。その後Booは'89にはアメリカに渡り、テキサスのシンガーソングライター、Darden Smithと共にアルバム、Evidenceを製作し、ツアーも行った。

 92には初のソロアルバム、Ignoranceを発表。この作品には彼の代表曲で、Eddiとのツアーでも披露される16 Miles, 59 Ydsの2曲も収められている。アルバム発表後、Richard ThompsonやLoudon Wainwright IIIなどとツアーをしていたが、'93には旧知のClive Gregson, Eddi Readerとともに3曲入りシングルWonderful Lieを発表する。このときの共演が縁で、その後Eddiのアルバムに曲を提供したり、ツアーに同行するようになった。

 同年暮れにはThe Bibleを再結成し、ライブを行ったほかシングルを発表。さらにアルバムも製作されたが、ソロ作が優先されリリースされることはなかった('99年12月にDodoとして正式にリリースされた)。

 ナッシュビルで製作した2作目のアルバム、Baptist Hospitalは'96に発表された。これにはEddiの2作目に収められたJokeや3作目に入っていたCandyflossの自演バージョンも収録されている。同作の発表後BooはDarden Smithとともに再びアメリカをツアーし、10月にはEddiのバンドメンバーとして来日を果たした(1曲歌いました)。

 '98にはEddiの来日公演で再来日を果たし、日によっては2曲でその透き通った歌声を披露した。そしてEddiとのツアー日程終了後、ついにソロでは初となるライブを渋谷クロコダイルで行った。

 '99年にはソロ第三作、Thanksgivingを3月にアメリカで、日本では5月に発表。また同時期にClive GregsonのニューアルバムHappy HourとEddiのAngels & ElectricityがアメリカでCompassよりめでたく発売されたのに伴い、Eddi, Clive と共に3人でアメリカ・ミニツアーを行った。そして6月にはClive Gregsonと共に来日し、東京、大阪、名古屋それぞれ1日ずつの3公演を行った。

 最近ではHepburnやMel Cなどに曲を提供したり、Eddiのイギリスでのライブに同行し、活躍している。

 '99の12月には未発表に終わっていたThe Bible時代のDodoが遂に発売され、イギリスではQなどの音楽誌で高い評価を受けた。 

 

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