Eddi Reader
(アルバム, '94)
ワーナー, WPCR-45(日本盤オリジナル)
ワーナー, WPCR-1327(日本盤再発)
Blanco Y Negro, 4509-96177-2(英盤)


曲目

Cover of Eddi Reader
写真は日本盤。
1. The Right Place
2. Patience of Angels
3. Dear John
4. Scarecrow
5. East of Us
6. Joke (I'm Laughing)
7. The Exception
8. Red Face Big Sky
9. Howling in Ojai
10. When I Watch You Sleeping
11. Wonderful Lie
12. Siren
13. Shirt and Comb
14. Wonderboy

*13, 14 は日本盤オリジナルリリースのみのボーナストラック

ここで試聴できます。

クレジット
(ソングライティング)
 1, 7, 10. Mark E. Nevin
 2, 6. Boo Hewerdine
 3. Mark E. Nevin and Kirsty MacColl
 4. Eddi Reader/Boo Hewerdine and Gary Clark
 5, 8. Eddi Reader and Teddy Borowiecki
 9. Eddi Reader/David Piltch and Dean Parks
 11. Eddi Reader and Boo Hewerdine
 12. Eddi Reader/Teddy Borowiecki and Boo Hewerdine
(プロデュース)
 Greg Penny

解説
'94の6月にリリースされたソロ第2作。Fairground Attraction時代の盟友Mark E. Nevinが4曲で参加したことが当時大きな話題となった。またこのアルバムからは現在ではEddiの音楽に欠かせない存在であるBoo HewerdineとTeddy Borowieckiが参加していることも重要。

レコード会社をFairground Attraction時代のRCAからBlanco Y Negroに移籍しての初アルバムとということでまともなプロモーション活動がなされ、セルフタイトルであったこともありカムバック作的扱いを受けた。その結果全英チャート初登場4位となる商業的成功を収め、ソロになってからのEddiの作品では一番売れた作品となっている。このアルバムに対して、Eddiは翌年のBrits Awardsで見事最優秀女性アーティスト賞を受賞した。

Mark E. Nevinが提供した1、7などFairground Attraction 的な曲も多く、FA時代からのファンが最も素直に入れる、聞きやすいアルバム。当時のミュージックマガジン誌の記事では”宝石のような”と評されていたように思う(私もそう思います)。華やかなアレンジの曲が多いために他のアルバムよりはアコースティック感が薄く、売れ線を意識した音作りということもできるが、しかしこれは意図的なものであって、Eddi自身が”Eddi Readerらしい音”を意識した結果このような方向性になった。

ジャケット(見方によっては少し恐いかも。。。)など音楽以外の面でもEddi Readerというアーティストのイメージを全面に押し出した作品で、様々な点で記念碑的なアルバムと言える。

 

Eddi Reader Discographyに戻る

Homeに戻る