手形法 |
手形法の勉強経緯 前に受験したときは、当時流行の創造説で基本書は前田庸先生の手形法、ただ、前田先生が試験委員をされていたのは遠い昔で、今では通説が主流になっていた。
創造説は、答練でも評判がよくない感触をうけたのと、予備校の講義でも受験対策上は得策でないとよく言われていたので、ここは通説にすることにした。
創造説をとっていたときは、前田先生の本ひとつでよかったが、通説となると基本書に困った。最初は、田邊先生の本や稲田先生の本を読み始めたが、すぐにくじけた。伊藤塾の試験対策講座、双書と、迷走した。しかし、基本書なんてどれでもよかったのだ。
勉強方法
手形法は理論性の強い科目で、しっかりと基本書を読む必要がある。実際は多くの問題を解くことがいいと思う(実際は模範答案を読むことが多いが。)。
この科目は、辰巳の過去問集で、田邊先生が担当講師のものを使用し、基本書も田邊先生のにした。
講座、答練
講座は辰巳の貞友商法大全集の有価証券法。あとは、論文合格特訓講座。
答練は論文講座(セミナー)、ローラー答練(辰巳)。
私は基礎講座や、最初の論文の講座は辰巳のテープを利用することが多かったのだけれど、これは、仕事を持っていて通学が困難なことと、テープだと、2倍速再生ができ、3時間の講義を1時間半で聴けるからだ。さらにテープだと繰り返し聴けるメリットもある。
ただ、こういう講座はパックで全科目セットとか買えば安く済むのだが、もし講師との相性が悪いといけないので、ある程度その講師の講義を受けてみるまではセットにしなかった。従って基礎講座はバラのことが多く、論文対策の講座でも3科目セットなどが多い。商法は、特に単品で講座をとっている。
基本書 「新版 手形法・小切手法」 有斐閣双書
「最新 手形法小切手法」 田邊光政 中央経済社
「手形法・小切手法講義」 稲田俊信 有信堂
問題集 「演習ノート手形法・小切手法」 堀口亘 編 法学書院 「手形法(全)の論証」 井上英治 著 法曹同人
判例集 「判例マニュアル商法V」 三省堂
「最新重要判例200商法」」 弥永真生 弘文堂
講義 「商法大全集 有価証券法」 講師 貞友義典 辰巳 論文合格特訓講座 講師 柳澤憲 辰巳
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