択一対策

過去問を解く
 過去問を解くということは、本当にベタで当然なことだけれど、択一で要求されている知識や範囲を知ることで意義があるし、過去問を解くことで知識面ではだいたい択一に対応できると考える。
 また、過去問や択一答練で「基礎知識」と言われても、使用している基本書に十分載っていないこともあるので、そういう知識を補充するという意味がある。

 過去問は、不合格確定後の年内に解いておきたい。本当は、いち範囲で何回も解いて身に付けたいものだが、年が明けると「前に進みたい」という一心で未消化なまま前に進んでしまうし、丁寧に解くことがおろそかになることもある。

択一答練
 択一答練は、過去問が確保できてからやる方がいい、あまりにも知識がないのに解くのは時間の無駄だし、復習に何時間もかかるのでは、未消化に終わることが多い。択一答練も、問題集も、過去問を確保した後にしたい。

論文対策

過去問を解く
 論文で過去問を解くということは、なかなかできず、予備校の基本答練ということが多いかもしれない。確かに、論文の過去問は最初に解くには難しいと思う。
 また、法律の論文などは最初から書けるものではないので、基本論文からやってもいいと思う。

論文対策講義、答練
 早く論文が書けるようになるには、論文対策講義がいいと思う。最初から論文が書けることはないので、最初は模範答案や優秀答案を読むことから始め、次に真似して書くといいと思う。こういうのは、最初は模倣から入るのがスムーズであり、学力が出来てから自分のオリジナルや優秀答案への工夫があるものと思う。
 論文答練というものは、基本的に知識面がしっかりしてから受けた方がいいと思う。