白鳥号データ

 

[485系全体の基本2]

1.車両編成  年代と基本車種

 電車1編成の構成は,基本的には2両1組の動力車(モータ搭載車で1両にパンタグラフが

付いている)と非動力車=付随車で成り立っている.先頭車にはモータ付きもあれば,そうで

ないものもある.

 1編成の1例を以下に示す.この編成は”白鳥”に使用されていた,京都総合運転所(キ

ト)A編成と呼ばれていたものである.

 上図は,動力車:M,及び付随車:Tで,6M3T編成である.Mの占める割合が多いほど

パワーが大きい.485系の最短編成は,2M2Tの4両編成(先頭車:Tcが2両)である

ことが分かる.この場合,上図の6M3Tよりもパワーが小さく,特に山岳路線ではスピード

が出せなくなることが分かると思う.なお,分割運転の必要性から,先頭車を動力車に改造し

クモハとなり,2M1Tの3両編成にした485系異種車も若干存在する.


2.京都総合運転所(キト)485系編成

2000年7月当時,白鳥,雷鳥に使用されていた”京キトA編成”を以下に示す.

9編成中6編成が両端ボンネットで100番台であった( A01, 04, 05, 07, 08, 09 ).