◆ やっぱだめかも ◆
'99.12.26
11:00起床。
ふぅ。
いい天気。
よっしゃ、
今日も付き合ったろ。
ということで、
尻手黒川をぶるるんるん、
まぁたラフ&ロードでジャケット探し。
うーーーーーーーーーーむ。
職場でロックンローラーと思われていたらしい私である。
当然革ジャン派である。
けど、
機能性とか防寒性とか考えると赤とか青とかの、
いかにもなウェアがいいのかな。
悩みまくった末、
見送り。
スノボジャケットで十分と判断。
←
しぶちん
あの界隈をぐるっとまわって昨日のバイク屋へ。
“調子よくなりましたぁ。
ありがとうございましたぁ。”
まだ日は高い。
もうちょい走ろう。
あの界隈をぐるぐると。
頭にあるのは、
- 10年前読んだ「ベストライディングの探求」
- 先日読んだ「ライディングの科学」
- そして'00.01号の「RIDERS CLUB」
の内容である。
別にワインディングに行ったわけではない。
街中の微妙なカーブで試しているだけである。
けど、
なんとなく分かったことがある。
“記述の相違は「矛盾」ではなく、
「表現方法の違い」であって、
3冊とも同じことを書いている”
内足荷重も外足荷重も「気を付け→休め」も、
一つのことを言い表わしたいだけなのでは、
と思えてきた。
スノボでミドルターンぐらいやれば(あるいはスキーでウェーデルンぐらいやれば)、
荷重と抜重が表裏一体であることを体感できる。
荷重は抜重のためであり、
抜重は過重のためなのである。
が、
それを文章にするのは結構難しい。
上記の3冊は、
それぞれ自分の言葉でその困難に立ち向かったわけである。
そして、
その3冊の言葉が私にしっくり来なかったとしても、
それは仕方のないことなのである。
私には私の言葉があるわけだからね。
でも、
その3冊のおかげで、
なんとなく曲がれるようになってきた気がするよ。
依然、
もやもやしてるけど。
でもって、
そのもやもやが私をライディングに駆り立てるのだけど。
かなり木月寄りなのではあるが、
尻手黒川道路に気になるバイクショップが一軒ある。
店先にこんな色のSPADA(ビキニカウル、
ラジエターカウル付き)が置いてあるのだ。
当然SPADAには詳しいはずだし、
スロットルの遊びが大きいことでも相談しながら様子を見てみよう。
“すみません〜、
ちょっとぉ・・・”
“はい、
なんでしょう?”
とりあえずアバウトなハナシから。
“回転上げると振動がひどくて”
エンジンかもしれんけどフレームにクラックが入ってたりするかも。
げ、
それはいやじゃん。
けっこういろいろと教えてくださる。
“すみませんけど、
エンジン音、
聞いてもらえますか??”
“いいですよ。”
あ、
親切。
“6,000ぐらいで振動出ますねぇ。
なんか、
しゃーって音がしてますね。
ヘッド周り、
カムか、
テンショナーあたり、
かな”
とのこと。
“今日、
明日でどうにかなっちゃうってことはないです。”
あっそう。
まぁ、
前からだからね。
“ずっと乗るなら直した方がいいでしょうが、
壊れたら次乗り換えるっていうのでしたら、
別に問題ないと思いますよ。”
うっ。
確かにウワキゴコロはあるけれど、
こいつは捨てんぞ。
聞けばこんな色のSPADAは親戚縁者の所有とのことで、
3000円/lのオイルで、
しかも年2回交換でスラッジとかの対策も兼ねてサーキットにも行って、
とのこと。
手塩にかけて、
って感じ。
こいつは、
10年中、
8年ぐらいはほったらかしだったもんな。
ちょっと痛いけどちょうどいい機会、
かもね。
ってことで、
「10th anniversary修理」、
してあげよう。
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